さいたま市でこどものIQ(かしこさ)とEQ(思いやり)を伸ばす、知能開発と英語のスクール
こども親子教室ハピイークラブ Megです (۶•̀ᴗ•́)۶
誰もが知っていると言っても過言ではない
「大きなかぶ」という絵本。ロシア生まれなのにこんなに馴染んでいるなんて不思議です。
しかもこちらの作者は日本人!
こどもたちも大好きな、楽しいお決まりのフレーズ「うんとこしょ、どっこいしょ」と、どんどん増えていく登場人物、日本語ならではの素晴らしさがあります。
ロシア民話なので、この絵本以外にもたくさんの"The Gigantic Turnip"という絵本があります。
オノマトペ(擬音語や擬態語)が多い日本語に対して、英語は少ない為に「うんとこしょ、どっこいしょ」英語Versionだと、どんな風になるんでしょう?
今回は私たちのよく知っているこの絵本の英語版を使って親子英語ワークショップ〜英語絵本の楽しみ方〜の講座2日間とも盛況でした!
「Oomph! And α Hoomph!
And α Double-de-oomph!」
この"Oomph"は"うーーーんふっ!"というニュアンスで、力がこもっている様子が読み取れます。
まずはペープサートを使ってMiyaが熱演すると‥
Kidsもたちまち真似っこして、ママやかぶと引っ張り合いっこ!!
ただ読むだけよりも、
子どもが絵本を好きになるような、興味を持てるような読み方ってないの?
という疑問に答えるコツが伝授されましたよ
感情や抑揚をつけがちになりますが、
淡々と読み進めるほうが子どもには良いこともあるのだそう。
無意識に感情を込めて読んでしまいますよね
また、英語でいきなり読んでもちゃんと最後まで見てくれないこともしばしば‥
そんな時は絵本をパラパラめくって
ざっくり日本語をはさんで、Characterやpropの英単語にクローズアップして先にお話してから、英語で読むと効果的なんだとか!
「英語なのに、日本語で話しちゃうの?なんとなく抵抗が‥」
お気持ち、よーく分かります。
でも、その気持ち一回引っ込めちゃって下さい!
まずは、関心を持たせることから!
少し長めなお話や、リズム感の少ないお話は3才の娘にもこの方法で実践すると、すんなり受け入れてくれます。
また、英語は子音と母音が並ぶ場合、新しい音として発音します。
なのに、ひと単語ずつ読んでしまうというありがちなパターンも。少しぎこちない印象に。
例えば‥「大きなかぶ」の中の一文
Let's pull it out!
レッツ プゥル イットゥ アウトゥ!
※致し方なく、カタカナで書きますよ〜!
これがひと単語ずつ読んだときの発音イメージです。間違いではないのですが、なんだかぎこちない‥
こう読みます。
レッツ プゥリッタウトウ!
pull it の"l"と"i"を繋げて読みます。
リという音に。
it out "t"と"o"を繋げて読みます。
タという音に。
※カタカナでは伝わりづらいのですが、ご容赦下さい。
英語を聞き取りづらい、と感じるのはこの繋げて読むせいもあるかもしれません。
英語の音の足し算の仕組みを教わり、おかあさんたちと絵本全文の発音を確認していきます。
次に、クラフト製作もしました!
説明を真剣に聞き、ママと一緒に作ります。
ここで、日本人特有の無意識にでてしまう癖を指摘されます。
全員が同じようにキレイに作ることが良い、というわけではない。
はみ出てもズレててもいいから、とりあえず子ども自身にやらせてみて!
その後もMiyaの声が響きます。
お母さん、我慢して!
そのうち子供も自分で気づくから、やらせてみて!
ほら、好きにやらせてあげて!
ついつい、手や口が出てしまいますよね
はみ出ようが、ズレていようがそれで良いのです。
後で必要とあらば修正できますから。
そのままでもいい味が出ます。
日本の教育は、幼稚園から"みんなで同じように行動する、作る"ことが基盤となりがちです。
これはもちろん大事なことですが、違った視点でコミュニケーションしてみると、
子供がどんな風にしたいのか、その後どうするのか、なるほどね〜という行動に巡り会えるかもしれません。
無意識のうちに小さな個性の芽を摘んでしまう可能性も無きにしも非ずだな、と感じました。
ハサミでsnip,snip,snip•••
のりを塗って、tap,tap,tap,•••
さぁ、「大きなかぶ」英語でも読みたくなって来ましたね?持っていない方は、図書館をフル活用しましょう!