障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
ボクが「死」について考えるようになったのは、父の死がきっかけです。62歳、「すい臓がん」と告知され早や3ヶ月。あっという間にあの世に逝ってしまいました。もう20年近くまえです。
そして、忘れられない出来事、忘れてはならない出来事が、職場の上司の息子さんの死です。
我が子が先に逝くこと自体が想像できません。しかし、生後8ヶ月という短すぎる死を目の当たりにし、「生きるとは」「死ぬとは」と考えるようになりました。
上司は、職場の机の周りにお子さんの写真を貼りまくり、子煩悩であることは想像できました。
ボクの長男はその時2歳を迎える直前でした。関わって、関わって、関わりすぎることはない。このままの関わりで本当にいいのだろうか?と何度も自問自答しました。
そして、
上司の、悔しい、そして悲しいお気持ちの分以上に関わろう!と決意新たにしました。
電話番号を登録していたその上司とは、いつのまにかLINEでつながっていました。そして、歌を聴いてほしいとリンクが貼られていたのです。
♫「葉見ず花見ず」♪
最初、心の奥にしみる歌だな、と思っていたとのですが、歌詞も含めて息子さんのことを歌われているような気がして聞いてみると、作詞作曲されたそうです。
「葉見ず花見ず」とは、彼岸花のこと。あの赤い花には葉がなく、花が枯れた冬に葉が茂ることを初めて知りました。
「すれ違いの愛ならば
僕らは少しだけでも
一緒に過ごせただけで良かったのかな」
という歌詞があります。
ボクには「良かった」とも「良くなかった」とも言えません。この奥に「もっと一緒に過ごせたなら…」という気持ちが隠れていることを想像して、涙が止まらないからです。
そして、
「不幸せはすぐわかるのに 幸せはどうして後から気付く」という歌詞があります。
理想の人生とはほど遠かったり、思い通りにいかなかったり、予期せぬ出来事…
もし、それを「不幸せ」と呼ぶなら、そういうことってたくさん目の前にあって、「幸せ」なんて感じにくいですよね。
大切な人をなくす、自分や家族が病気になる、障がいを持つ、災害にあう…そんな出来事は一見「不幸せ」と感じるかもしれませんが、そのようなことがあってこそ、「本当の幸せとは何か」、気づかせてもらうことが多いように感じます。
ボクを救ってくださった上司の気持ちのこもった歌は、皆さんにぜひ聴いてほしいですし、まわりの人に広げてほしいです。
あの世に逝ってしまった大切な人を想う時に、とてもオススメの歌です。
きっと「どれだけ今は隔てていても」「根は同じだから」「僕らは繋がっているよ」と深く感じることができるぱずです。
そして、上司はこの曲のことで、ラジオに出演されることになりました。
とき 8月4日 15時25分〜
放送局 FMはつかいち 76.1MHz
番組ホームページの動画サイトからも聴けます
↓
http://www.761.jp
ぜひ、聴いてくださいね。
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