障がい児のママ&パパ専門カウンセラー
山本峰司(たかし)です。
長男と次男が口唇口蓋裂(こうしんこうがいれつ)という病状です。
次男はダウン症,、先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)もあります。
そして、妻も口唇口蓋裂です。
先日、参加したセミナーで「幸福度は何%ですか?」と講師が質問しました。
90%と答えたのが一人、60%や50%と出る中で講師は言いました。
「最低100%ですよ!」
「幸福という字の『幸』は『うまれもって平等に与えられる』もの」
「幸福という字の『福』は『自分でつかみとる』もの」
そして、ボクはご先祖様までさかのぼって感じました。
父方の祖父と祖母が出逢い、父を産まなければ、ボクは存在していない。
母方の祖父と祖母が出逢い、母を産まなければ、ボクは存在していない。
父と母が「あの時」「あそこ」で出逢い、結婚しなければ…
結婚しても、ボクが授からなければ…
ボクが妻と同じ職場の同僚でなければ…
妻と結婚していなければ…
結婚しても、もっと早くに子どもが授っていたら…
長男の後に流産していなければ…
と限りない「もしも…」を想像してみました。
出生前診断や羊水検査を受けていたら…
結果、うむことをあきらめていたら…
きっと、この上なく愛しいダウン症の次男と出会うこともなかったでしょう。
ダウン症だから、愛おしいのではありません。「我が子」だからです。当然、長男も三男も同様です。そして、生きるものすべてが愛おしく感じるこの頃です。
それは、命の誕生は奇跡だと思うからです。
そして、存在することが土台にあり、それに加えて自ら得たいものをつかみ取りにいくことで、「幸福感」はより強く感じるのだと思いました。
普段、「もしも…」と考えるのはあまり好きではありません 。
それを考えるのは、「もしも」
・お金持ちの家に生まれていたら…
・一流大学に進み大企業に就職していたら…
・健康で、「五体満足」な子どもが生まれてきたら…
とないものねだりに考えてしまうと、
「幸」という存在そのものの肯定感も感じにくく、「福」という自ら主体性を持ってつかみにいくことも、難しいのではないのでは?と気づきました。
ボクは、「もしも…」だったら、と理想ばかりを追い求め、現実とのギャップに不満を並べ、長い間「幸福」を感じずに生きてきました。
そんなボクも、たくさんの人に支えられ、愛されるなかで、「しあわせだな」と感じるようになってきました。
講師に質問されて、心の中で「80%くらいなか」と思ってましたが、この日、「最低100%ならば、『幸』は120%、『福』をつかみにいくぞ!」と決意しました。
すべては、「うまれてきてつながってこそ」だと思うのです。
いろいろ葛藤があるかもしれませんが、ご先祖様やご自分、パートナーさん、そして我が子の存在を最低100%幸せと感じてほしいのです。
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