ひとりは情けなくて悔しくて怒ってる。
もうひとりはそれらを慰めたり呆れたりする。
そんな自分が体の中にいる。
バランスが崩れると 落ち着かなくなる。
今はちょうど良いくらいなのかな。
ハピちゃん…。ハピちゃん…。
と叫んでた自分が少し恥ずかしいな。
バランス良くなったり崩れたりしてる間に
気持ちは薄れてくものなのかな。
それはそれで良いことのような気がしてくるよ。
秋雨なのかな
しとしとと雨 降り続いてる。
体に触れるものは すべて しっとりと張り付く感じ。

でも、こういう雨の音は静かに聞いていると 気持ちが落ち着いてくる。

サァーッという音に時々ポツンポツンと不規則に聞こえたりもする。

水しぶきを上げて 走り去る車。
ペタペタと歩き去る足音。
いつもと違う静けさを感じる。

ハピちゃんも 同じ音を感じてるのかな。

今日もが〜はここにいるよ。
いつもと変わらないよ…。
見た目は何も変わらないだろうな
でも、体の中は涙でいっぱい。
ちょっとでも気を許すと
あちこちからしみでてきそうだ。
水風船のように涙ではちきれそうだと
洗面台の鏡を見て
そんな自分を感じた。
少しずつ涙も抜いていかなきゃな…。