保険
こんにちは、puppetです。
本日は快晴。
さて、今日気になったNewsは"交通死亡事故を「自殺」と主張 外資系会社が保険金支払い拒否 遺族に一億円支払う判決が下る 大分地裁"ですかね。
2004年に大分市内で起きた交通死亡事故で、外資系保険会社チューリッヒ・インシュアランス・カンパニーが「自殺」と主張して保険金の支払いを拒否し、遺族が計1億1000万円の支払いを求めた訴訟の判決言い渡しが15日、大分地裁でありました。
細野なおみ裁判官は「事故時、運転手がシートベルトをしていたことなど、自殺であることに多大な疑問がある」として、保険会社に計1億円の支払いを命じました。
判決によると、大分市内の男性=当時(67)=は04年3月、市内の道路で軽ワゴンを運転し、電信柱に衝突。
外傷性心破裂で死亡。
遺族三人が保険金の支払いを求めたが、「偶然の事故ではない」などとして支払いを断られました。
判決で細野裁判官は、01年4月の最高裁判決を基に、傷害保険については(偶然の事故という)立証責任が請求者にあると指摘。
その上で、遺族側が示した証拠などから「シートベルトを装着していたことや、保険料未払いで契約が失効していた保険会社があったことなどは、自殺であることに疑問を差し挟ませる事実」と判断。
男性が居眠り運転をしていた可能性などから、偶然の事故と認定しました。
判決について、遺族側代理人の古庄玄知弁護士は「最高裁が原告側に立証責任を課しており、立証を尽くせるかがポイントだった。外資系保険会社は簡単に契約をするが、支払い段階で拒絶する場合がある。保険金目当ての仮装事故と、ぬれぎぬを着せられた遺族の心中は察してあまりある」と話しています。
チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー日本支店は「判決が出たばかりで、今後のことは社内で検討したい」としているそうです。
それにしても、普通の交通事故を「自殺」と言い切って、支払いを拒否するチューリッヒは恐ろしいですね・・・。
皆さんも外資系には気をつけましょう。