観ました・だぶだぶ & White Cat | puppet-namiのブログ

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金曜日になると、上演参加劇団の数が一気に増えます。
同じ時刻に、観たい演し物が幾つも重なることが少なくないので、どれを、どこへ、どうやって見に行くか、事前のリサーチが重要になってきます。

とはいえ、公演が始まるのはだいたい10時なので、あまり離れた会場へ行くのでなければ、朝はけっこう余裕。
コーヒーを飲んでから、元善光寺へお参りして、お戒壇めぐりまでしてきましたよ。



さて、この日最初に見に行ったのは、だぶだぶと、White Catによる、日韓の人形劇共演でした。
日本の民話「さるじぞう」と、韓国の民話「小豆粥おばあさんと虎」の2本。
猿と虎、というチョイスは、それぞれ相手の国にいない動物、ということだそうです。

「小豆粥おばあさんと虎」は、出てくる脇役が、栗とか、臼とか、うんちとか…。
そう、ストーリーが全然違うのに、キャラクターが日本の「さるかに合戦」と共通しているのです。
やはりお隣同士なのだなあ、と感じました。

いっぽう、進行役の鳥は、さりげな~く、韓国の国鳥、カササギ。
日本では九州北部くらいでしか見られませんが、中国や朝鮮半島には広く分布していて、賢く、また縁起の良い鳥としても知られています。
…とはいうものの、White Catのお二人は、そこまで意識していなかったみたいで、日本では珍しいことを話したら、驚いた様子でした。

人形から、ふたつの国の近さと遠さを、いっぺんに感じた公演でしたよ。