人形の修理 | 人形劇作家フーミンと相棒のロバ次郎のブログ

人形劇作家フーミンと相棒のロバ次郎のブログ

こんにちは、フーミンと申します。
私の作った人形のロバ次郎と一緒に、アトリエ開業の裏話、失敗談、日々の出来事を書いていきたい思います。気軽にコメントください。人形制作のオーダー承ります。

こんばんは。ゼペットじいさんですおやしらず
 
いえ、違います。
人形の修理屋フーミンですニコ
 
ピッ…ピピピピ…
 
 
 

ピヨ子〜っポーン!!!!

 
ど、どうしたんだい、そのトサカはっ?!ゲッソリ
今直してあげるからねっアセアセ
 
はいっニコニコ
治しました。
 
続いて…
あーあタラー
ネネ子の服に穴があいてる…
 
ありゃりゃ2箇所も
いや、3箇所だ。マジか…タラー
縫います縫います。
チクチクチクチク…
 
さて…
フーミン気づいたことがあります。
このたび子供の目線になって、舞台を見てみました。
すると…
 
ネネ子と目が合わないっポーン
アゴヒゲばっかりが目に入るタラー
 
そういえば師匠が前に、子供と目が合うように人形を作れって言ってたよなあ
 
というわけで…
ネネ子を分解っ!
 
よし、首根っこから棒を引っこ抜いてやる真顔
うぬぬぬぬっ、くぬくぬっ…!
 
ズポッ!
ふうっ、硬ってーショック
 
頭を棒に挿し治して…こいつは猫背だな猫あたま
 
そして、この操作しづらい手。
ケンケンの可動式を応用して、改造したいと思います真顔
 
いでよハサミ!
 
ザサッ!
 
腕を切り落としてやったニヤニヤ
そして…くぬくぬっ、くぬううううっ!
ふんぬううっ、ふんっムキー
 
ズポッ!
ふぅっ、硬ってーーーショック
ゼロから作るより直しの方がめんどくさいタラー
 
では、ネネ子の手の中に入っていた、土台の半円形の発泡スチロールを取り出します。棒を引っこ抜いたから、発泡スチロールの真ん中に穴があいてしまいました。
この穴を……生かしましょう。
 
考えて、考えて…
 
よしニコ
 
ビニール傘の骨の先に、安全ピンをつけます。
右側はボンドと布で巻いたもの。
左側はグルーガンでつけたもの。
 
これは断然グルーガンの方が作業が早いので、左側の棒を使います。
 
発泡スチロールの穴に棒を差し込み、安全ピンの穴と発泡スチロールを針金で固定します。
 
発泡スチロールのボコボコな穴を、つまようじとグルーガンで補正します。
さて、ネネ子の手はどうなるのでしょうかニコ