殻を破って産声を上げる小鳥たち。
でも、僕にはいまだその殻を破って外へと飛び出す勇気に欠けているようだ。
悲しいほどに裏づけされた現実のリアルさが怖くて、その場で地団駄を繰り返す。
同じ椅子の上に座り、ガタガタと小刻みに繰り返すリズムは均一。でも、モタっているのはなぜだろう。
今いる場所は安全なのか。そんなことを思い返しては試行錯誤する。
本当は気づいているんだ。
このままではいけない。でも、堕ちていく感覚を味わいたいなんて… 自分に失笑してしまう。
強く叩けば割れてしまうが、壊したくはない。
でも、それを自己葛藤の末に激しく叩いてしまっている自分。。。
殻を破って産声を上げる小鳥たち。
彼らはなぜ、殻を破ってまで外の世界を知ろうとするのだろう。
思考する。
それは、運命付けられた、君たちの運命だからなのだと。しごく簡単な結論。
でも、ほかに理由はいらないだろう?
時間とともに訪れる、通らなければならない道だとすれば、君たちが殻を破って産声を上げる事は必然。
でも、そんな単純なことに気が付いてもなお、この場に踏みとどまってしまう僕は弱虫だね。
僕が弱虫だと知ったら、君はなんて答える?
ねぇ。 僕にだけ、教えてよ。