1人で呑むお酒は、僕をおしゃべりにさせる
でも、そんな僕が嫌いな君。
”寂しいから” ”悲しいから”
だから、僕がおしゃべりになるんだと眉間にシワを寄せながら話す君
それ以来の禁酒生活。
多少侘しい生活だけれど、なんでだか意外と楽しい。
何でだろうね、僕は意外と好きだったんだよ、あの生活。
でも、君が僕を独りにさせてくれないから、僕はおしゃべりになれないんだ。
ちょっと寂しい僕を見て、楽しみをさらった君は、至極嬉しそう。
そんな君を見ると、僕ははにかんでしまうんだ
今では、同じアイスをたべて微笑む君と僕。
今までなかった感覚。”君”に話しかけられる素敵。
独りじゃない憂いはなんて心が躍るんだろう。
だから、僕の楽しみを奪った分、君は僕の傍にいて。
奪った楽しみの数だけ、僕と一緒にアイスをたべて。