大切なこと…なんだとは思うけど
数学的なことは分かんねぇのよー二乗三乗とか言われるとなー( ̄Д ̄;;
ミリはよく使う単位だけどマイクロとかそんなに使わねー…かな?
いや、まぁよく考えたら大体千倍単位だけども。
マイクロ→ミリ→無印→キロ→メガ→ギガ→テラって千倍になってくって事かな?数字にはとことん弱弱。
まぁ、そんな訳で、今、原発が問題になってますね。
そんでやっぱし気になるよね、放射能。
当然、オイラも気になるのですが、いかんせん理系さぱーり数学アウチっ!(><;)な人間ですので
ニュース見てもよくわからんし、何か天下の国営放送ですら、若干恐怖を煽る様な物言いな気がするのです。
んな時、頼ってしまうのがウチの弟。我が家の解説委員の彼は、物理学を学んでいた事もあって
オイラにも若干分かるよーに噛み砕いて説明してくれるんですよ。助かることに。
そんな彼から聞いた事を、ここにちょっくら書いてみようかと思う次第。
いかんせん、ド素人が「こんなもんなのかな」的に書いているので恐縮ですが、
放射能について、すこーしだけ分かった気になれるかもしれんです。
いろいろ言いつつ、結局のところ気になるのは健康被害ですよね。
そんな事が言われてる時に、よく出てくる単位がシーベルト。
…作曲家だか、お医者さんだかの名前みたいな単位だなぁ。
とか思ったら案の定、人の名前なんだねー由来。(Wiki によると)
何でも、人体に影響が出る放射線の値の事らしい。
ここで、放射能と放射線という言葉について、ちょっと説明。
放射能、という物質は、実は無いのです。
放射能とは、放射線を出す能力、の事を示す言葉なのだそうです。
放射線を出す物質を、放射性物質、といいます。これが私たちが考える放射能に近い物…なのかな?
したがって、放射能汚染というのは、正しくは放射性物質汚染、という事になるのかしらね多分(ちょっと不安)
日本人には放射能って言う言葉の方が馴染みやすいっつう事で使われてるんだろうけど。
でもさ、放射能って言葉は、だいたい悪い状況でしか使われないよね、今回みたく。
それに比べて放射線って馴染みがあんましないけど、ある特定の場所ではよく聞く言葉な筈。
それは病院。
病院には放射線科ってありますよね。
その放射線です。
それと同じです。種類はいろいろあるみたいだけど。(α線・β線・γ線・中性子線とか)
つまり、普段の生活で、何気に我々放射線を浴びている訳です。
え、じゃぁ検査とか、体に悪いの?健康に悪影響とかあるの?とか思いますよね。
そんな時に、シーベルトの登場です。
どれくらいのシーベルトを浴びたら健康に影響があるのか、きちんと調べられています。
Wikiの被爆 のページによると、胸部X線写真を撮る際浴びる放射線量が0.1-0.3ミリシーベルト。
健康被害が起こる可能性があるのが250ミリシーベルト。
そんで昨日、福島の県庁で観測されたのが0.018-0.02ミリシーベルト。(時事ドットコム さんによるとです)
記事ではマイクロシーベルトになっていたので、ミリに直してみました。(あってるよね…?)
それと、観測データはミリシーベルト/毎時、なので、つまり1時間外でじーっとしていると
それだけの放射線を浴びる事になる訳です。0.018ミリシーベルト。
レントゲン写真は写真を撮る一瞬で同じくらい浴びる事になる訳で…
あれ?そうなると、何かそんな対したことなく無い?
つうか…報道って割と数字のマジックがあったりして、ミリとマイクロを使い分けることで
数字を大きく見せたりとか…1時間毎とか説明しなかったり…
何か結構煽ってるとこ、あると思うんですよね…。
それと、他の地域に関することですが
ほぼ、危険はないといってもいいと弟は言ってました。
距離が離れれば離れるほど、放射線は薄れていくそうです。それも乗算で。
10km地点と20km地点なら、濃度は1/2-1/4、40km地点なら1/8といった具合な計算だそうな。
関東は200km程離れているので風向き次第ではホントに全然問題ないということです。
昨日は北風だったため、関東でも高い数値が出たのかもしれません
(といっても、基準値が低いから健康には全く影響がない数値)
とはいえ、今の状況が決していいという訳ではもちろんありません。
健康上に問題は無いレベルとはいえ、
通常より高い放射線にさらされている状況は、いいとは決して思えません。
おまけに放射性物質が飛散する可能性がある爆発などが起こりうる可能性がゼロではない
そんな状態が続いています。
そんな中、被爆を覚悟で必死で現場に当たっている方々が居ます。
当然、発電所敷地内では高いシーベルトが観測されていると思われます。
その中での作業はとても恐ろしく、困難を極めることだと思います。
今、一番の恐怖に立ち向かっているのは原発の現場で作業に当たっている方たちでしょう。
そして、避難勧告、屋内退避を告げられている福島の方々。
その人たちを思うと、原発から離れた所にいる自分が、ただ闇雲に恐れていてはいけないと思いました。
原子力を、難しいから分からないというのではなく、分かることからでいい。
少なくとも、自らに降りかかるような事なら、少しだけでもいいから理解しよう。
オイラは、運のいいことに、物理好きで説明好きな身内がいたので、何となく少しだけ理解できた気がします。
今は、ただ、ひたすら、最悪の事態が起こる事なく、事態が収束することを祈るのみ。
いのりよーとどけー!
それと、この文を読んで、誰かの不安感が少しでも拭えたらいいな、と思います。
…不安増してたらどうしよう…
す、すみませんー。詳しくは他の専門家のサイトとか、いんたびう読んで安心してくださいー!(丸投げか)