小人閑居して不全を為す毎日。-091011_1841~01.jpg

パンフでけぇ。


今回…超いい席。てか、最前列でした。遮蔽物(主に人の後頭部)一切無し!そして、至近距離!

舞台上手側だから、花道の役者さんは殆ど後ろ姿。

それにはそれなりの楽しみ方があるってもんですのよ、これが。

絶好の尻観察スポットだった!!<へんたい


…ごほごほごほ。いや、普段劇☆シネとかじゃ、絶対観られない舞台独特のアングルを楽しめるのさ!

まぁいいや、感想いこ。



あらすじ。

とある古の時代。東の小さな島国「蓬莱国(ほうらいのくに)」の若者4人が、
国を代表して、西の大陸の大国「果拿国(かだのくに)」へと留学していた。
5年間の留学期間を終えて帰国する直前、留学生の1人「京兼調部(きょうがねしらべ)」が
何者かによって殺害される。調部の死に際、そばに居合わせた彼の親友「伊達土門(だてどもん)」は
同じ留学生である「稀浮名(きのうきな)」「音津空麿(おとつのからまろ)」の嘘の証言によって
友人殺しの罪を着せられ、生きては出られないという「監獄島」へと送られてしまう。
島で土門は、親友を殺し自分を裏切った者達へ、復讐を誓うのだった。

そして、月日は10年流れ…

調部の妹で、土門のかつての婚約者「京兼美古都(きょうかねみこと)」は、蓬莱国の大王に嫁ぎ、
浮名と空麿は、果拿国で手に入れた教えである「蛮教」を都合のいいように広め、地位と名誉を手にしていた。

そんな彼らの元に、新たな教え「蛮新教」の噂が耳に入る。

「蛮新教」を広めているのは「飛頭蛮(ひとうばん)」という白い髪の男だった―――――。




岩窟王がモチーフになってる今回のお話。大きく違っているのは、主人公の復讐に加担する人物像。

脚本の中島さんのコンセプトは

「レクター博士みたいな人物がエドモンの復讐に手を貸していたら、どうなっていたか」

復讐鬼と殺人鬼が、がっぷり4つで手を組んだ!ってなカンジ。

と、こんだけ書くと、

…どんだけ陰惨な内容に!!!(((゜д゜;)))

って思いますが、そこは流石に新感線節が効いていて、アクションや殺陣や、橋じゅんさんの笑いやら。

決して明るくはないですが、「少年漫画的活劇モノ」というスタンスは変わっていないと思いますた。


レクター博士=「サジと名乗る男」を演じるのは堺雅人さん。

優しげにすら見える微笑みながら、簡単に人を殺す男。

なんつうかね~。銀魂の神威を髣髴をさせるキャラでした。

常にニコニコ。でも、怖いんだよね~。最初彼も監獄島に囚われているんだけども、
サジを捉えるために千人の軍隊が犠牲になったという…(((゜д゜;)))

そんなサジが、土門に脱獄と復讐の協力を申し出て、話は転がっていくんだな。


で、今回、メインとなってた「蛮教」の教え。「祈りは人を救うのか」ってヤツ。

あんまし、印象残んなかったなぁ…

画策によって擦違い、戦うハメになった恋人達の悲劇っつーのがメインっぽくなってたような。

どっちかってえと

「信じるものは、救われるか否か」

っていう印象を受けました。話のメインテーマとしては。



話の印象はコレくらいで。



堺さん、かっこよかったー!!&かわいかったー!!
キャラ的にだけど、終始ニコニコ。カーテンコールもニコニコ。超近くで見た…まだ興奮しとるよ!

上川さんもかっこよかったー!歌ー!!歌わされるのね…毎回ww( ´艸`)
広い背中にうっとりしました…衣装の裾、糸が一本だらーんと出てるのがちょっと気になったYO  

早乙女太一君、キレイかったー!!!可愛かったー!!
動きがやっぱしキレがあるというか、華があるというか…華麗だったーよ!

稲森いずみ、キレイじゃったー!!ってか細っ!
大王の演技に、若干マジで引いてませんでした?笑っちゃったよ。

粟根さん…卑怯な小悪党役キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
似合いますな…やっぱり…ふふふふふ…。

橋じゅんさん、ところどころにツッコミとボケを交えた演技が大好きだー!!
今回も笑いをありがとう!

高田さん、片言日本語演技とセクシーダンスがたまりまへんでしたー!!
近距離で尻ガン見してごめんなさい…




他にも沢山あったような気がしましたが。まぁここらへんにしておこう。

最後に、チケット取ってくれた友人に感謝多謝!!

今度は一緒に行けたらいいな!

(予定+諸々で今回1人で行きますた)