一冊読んだー。

マンガなら1,2時間とかで読めますが、小説はそうはいかないので、どうしても何日間かに渡って読む事になってしまいます。今回、あまり集中力が働かなくて一気に読めなかった…。

機巧館のかぞえ唄―名探偵夢水清志郎事件ノート (講談社 青い鳥文庫)/はやみね かおる
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ホントは講談社文庫の方を読んだのですが、何故か無かったので。

児童文学で、アッサリ読みやすい…筈だったのですが。話が2重3重に重ねられた構造で分かりにくく、何回も読み返し読み返し…時間かかってしまったですよ。

作中に出てくる推理作家が、いつもの面々をモデルに話を書いていて、その話が最初何の説明も無く出てきて、読み進めていく内に「え?これは、どこまでがこの作家の作った話なの?」って分からんくなっていくのです。

何と言うか、「胡蝶の夢」のような。

今の自分は現し世か。それとも、蝶の観ている夢なのか。

何処までが、作品の中の作品なのか。作中に存在している人物は、作品の中で本当に存在しているのか。

どこか、メタフィクションめいた感じで…面白かったけど、正直分かりにくかったよー!!


まぁ、楽しかったのでいいです。

最後の「さよなら天使」の教授の葛藤が、切なくて悲しかった。私だったら、そこまで、きっと考えられない。

でも、その葛藤を亜衣ちゃんに聞いてもらえてよかったね、教授。


で、次を読み始めたのですが…

これも時間かかりそうだー。

UFOの捕まえ方―天才・龍之介がゆく! (ノン・ノベル)/柄刀 一
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今回長編なんだよね。ううう。がんばろ。