先生になるならどの教科の先生? ブログネタ:先生になるならどの教科の先生? 参加中


どっちも好きな教科でした。

といっても理科は生物のみですが。物理と化学はからっきし。ベクトルなんて嫌いだー(iДi)

子供の頃、母に「教師になれば?」とか言われた事がありますが、先生というのは、忍耐力の大層必要な職業だと思うので、絶対無理。人に何か自分の知っている事を伝えるのは嫌いじゃないですが、知りたがってない人にまで教え込まないといけないってのは、結構きっついよねぇ。

国語は、文章を読むことの楽しさが伝えられたらいいと思う。文法とか、文章の書き方より、まず文を読んで、その内容を自分なりに解釈する事を。それが分かれば、おのずと文章も書けるようになると思うんだな。読み取る事と伝える事は、案外と難しいよね。高校の時、国語のテストの回答方式が主に文章で答えるタイプだった事があって。何か書いときゃー点入るかなぁ・・・と、何とか感想めいた小文をひねり出して書いたら、模範解答ではなかったけど、先生の心の何かに触れたらしく、2重丸もらいました。しかも呼び止められて「そういう解釈もあるんだなって、感心しました」って言われて、「え?そうなの?」と何か驚いたのを妙に覚えてます。そんな事もあり、国語というのは答えのない学問なんだよね、って思うようになりました。作者の意図したことを正確に読み取るだけじゃないんだよね。だって、昔、野坂昭如が言ってたんだけど、娘がプリントの問題で作者の心情を答えよっていうので、「火垂るの墓を書いていたとき何を考えてた?」と、聞いてきた事があって、「そんなの、〆切りの事で頭が一杯に決まってるだろうが」と、何とも心情ぶち壊しな事を言ってたんだけど。でも、作家に取っちゃそんなもんだと思うよねー。まぁ、それは冗談として。文章の意味なんて、自分で解釈しようでいくらでも意味が広げられると思うのです。くみ取る自分しだいなので。そんな風に、文章を楽しむ事を教えられたらいいなぁ。

火垂るの墓 (ポプラポケット文庫)/野坂 昭如
¥599
Amazon.co.jp

理科は、身の回りの事柄には、いろんな科学があるんだよーって。自分の中にだって、科学は一杯詰まってる。遺伝とか、細胞とか。生物はそんな風に、身近に感じられたので好きな教科だったよ。


なんにしても、先生っていうのは、生徒の知識欲を上手くかきたてられるような人が、きっと、教え上手な先生なんだろうな。