オタク的でない外出です。


眼鏡を作りに眼鏡屋さんに、お芝居を観に劇場に行きました。


まず眼鏡屋さん。先日検眼してもらったレンズを持ってる眼鏡のフレームに入れてもらえないか聞いてみたところ、鼻当てのない眼鏡はこの度数の眼鏡には向かないといわれ、泣く泣くフレームを新調する事に。さらに再検眼してもらって、どうにも近く用と遠く用に用途別に眼鏡を作る必要があると言う事が分かってきました。私は左右の視力が違うためか、左右の目で見た像を一つに複合する力が弱いらしいのです。特に近くを見るときに顕著にそれが出るみたい。その為か分かりませんが、近く用に度を調整したのだと遠くが全然見えないのです。仕事や、趣味のネット、読書など、近くを見る機会のほうが多いので、近く用の眼鏡を作ってもらう事にしました。そんでフレームも軽くて負担の少なそうなのを選んで。その結果。\66100也。高価っ。Σ(=°ω°=;ノ)ノ


カード分割が出来てよかった。と、心の底から思っています。もう笑うしかない。でもこれでいつまでも慣れないコンタクトからおさらば出来て、なおかつ偏頭痛と肩こりから解放されるのであれば(=◇=;)


そんな清水寺から飛び降りる決意を固め、新宿を後にしたときには気が付くと1時を回っておりました。検眼に一時間以上かかった事にちょっとびっくり。お昼前にはお店にいたのですよ。(@ ̄Д ̄@;)お芝居は2時からだったのでお昼を食べる時間もない。そのまま池袋のサンシャイン劇場へ。


何で文化会館はサンシャインシティの一番奥なんでしょうね。家族連れやカップルで歩きにくい中、ずんずん進んでようやく劇場に着いた時は大分疲れ切っておりました。


そんで観ました。


劇団キャラメルボックス春ツアー

「きみがいた時間 ぼくのいく時間」


久々に観ました。そしたらびっくり。今回キャラメルにしては長い!初の休憩挟んで上映!驚きです。前説と宣伝まで抜きです。でも主演上川氏の今日は何の日解説付き諸注意アナウンスがかかりました。やはりサービス精神はかかしません。流石です。


さて、内容ですが、梶井真治氏の小説「クロノス・ジョウンターの伝説」シリーズの一つで最近キャラメルはこの一連のシリーズを演目に使用してます。クロノス・ジョウンターとは、タイムマシン。このシリーズは主人公が変われど、行う事は同じ。大事な人を助けにクロノス・ジョウンターを使い、歴史を変えに行くお話。その事で、自分がどうなろうとも、省みずに。


以下若干ネタバレ。注意。










今回のタイムマシンはクロノス・ジョウンターではなく、クロノス・スパイラル。クロノス・ジョウンターは、任意の過去と場所に飛べるが、過去に留まる事が出来ない上、自分の生きている現代にも戻れない、遠い未来に飛ばされてしまう機械。クロノス・スパイラルは、39年前の、スパイラルが設置されている場所にしか飛べないが、過去にそのまま留まれる機械。その開発に携わった秋沢という技術者が事故にあった妻を助けに過去に行く話。秋沢は過去に留まり、自分自身が妻とはもう共には生きられないと分かっていながら、もう一人の自分に妻と生きる未来を過ごさせるために過去へ飛び、歴史を変えていく。罪深い事と知りながら。


ま、なーんてシリアスに書きました。が、キャラメルのいつものところどころに笑いを挟みつつ、しんみり、せつなく。キャラメル節が堪能できるお芝居でした。やっぱ西川さん好きだ。しかし、上川さんはホント存在感あるお人ですなぁ。目が行っちゃうんだよ。彼に。先日のスワンの馬鹿テイストに、笑える上川が堪能できました。


今回の話で一番切ないなぁ、と私が感じたのは坂口さん演じる純子さん。過去に行った秋沢を献身的にサポートした人なのですが、最後、彼女はどうなったの?!後、いろいろ気になったとこはありますが、ほんとにネタバレになってしまうので気になる方は劇場へ!(私はキャラメルの回し者か)


あと、前説がなかった代わりに休憩時間にスタッフが席まで前半のダイジェストをまとめた新聞を売りに来たのに笑いました。やってくれるぜ。劇団代表自ら駅弁スタイルで売りに来る。すごい、すごいよ。その来た客は逃さないぜ!的サービス精神は見習いたいところです。


そんで観終わってお腹の空いた我々はメトロポリタン上の八角庵で豆腐づくしのご飯を食べました。美味しかった!


懐若干寒くなりましたが(支払日が怖い)、大変充実した楽しい一日でございました。ケーキも喜んでもらえたしね!また作ります(調子付いてるよオイ)