何時に終わったのかは不明
分かっていたことは
ただ息苦しくて、ぐはっ💦と
目が覚めたこと
そしてそこから地獄の時間が
始まった
く、苦しい、、
痛いよりも遥かに苦しい
あー、そうだ
私はダイビングもシュノーケリングも
上手に出来ない
過度の呼吸障害なんだと
勝手に思い込み始める
ただひたすら呼吸を上手にすること
だけを考えてるけど、時間もたたない
長い長い1分1秒
呼吸ってどうやってやるんだっけ?
苦しい、、もうダメだ
身体に何がついてるのかどうなってるのか
全くわからない
分かったのは鼻が綿で塞がっていること
私は口だけの呼吸が出来ない
鼻が閉じられてるとなると
死ねって話なわけで
だけど、そのわりには何時間も
持ってるなと冷静な自分もいて
とりあえず今日は眠れないなと
天井のクロスの絵柄を何度も何度も
見ながら呼吸を整えて
それでももう無理だと
そう思う度にまた苦しみで目が覚めて
その繰り返し
いつまで頑張ればいいの?
ずっと溺れているような感覚
こんなに辛いのなら
こんなに苦しいのなら
どうかもう眠らせてください
そんなことをずっと考えてた
両親が来てくれた時は
ハッキリは覚えてないけど
妙な安心感で涙が止まらなかった
そのせいで鼻や喉に流れる血も
痰も、ドバっとくるから
泣くのは辞めようと思ったけど
ずっと泣いてた気がする
その後、姉と甥っ子が来た時は
ほぼ疲れてて意識が朦朧としてた
もう泣く力もなかったかな
あとから姉と甥っ子に聞いたら
「あの時は身体が震えてて
呼吸も苦しそうでダメかなと思った。
ま、身体の震えは大量に血がでた せいだとは思ったけど」
なかなか冷静な姉。
父上も、ダメかなと思ったと
言ってたけど
私は覚えている
あの苦しい中、母が手を握ってくれ
号泣中に
カシャ×3 と聞こえたのを。
父上は見納めに写真を撮っていた
あとから自慢げに私に見せてくれたけど
カシャは忘れないよ、父上。
#顎変形症
#骨切り