何の予定もない、日曜日の午後。食べたくなるのが地元のケーキ屋さんに売っているシュークリーム。
直径約8cmくらいだろうか(計れよ)。表面に地図のような模様をしたクッキー生地が付いている。ぱっと見巨大チーズボールのような見た目。
手に持つと、赤ちゃんの頭かって位ずっしり重い。一口かじると、大量のクリームが溢れ出て口端を汚してしまう。

最早、このカスタードクリームは飲み物。甘く濃厚なシュークリームの脳味噌。吸っても吸ってもあとから湧いてくる。バニラと牛乳のコクと旨味がたっぷり詰まったクリームの味はけして甘過ぎず、このままでは、無限カスタードクリームの世界に飲み込まれてしまいそう(幸せ)。
ほとんどクリームの影に隠れてしまうが、シュー生地の味だって負けてはいない。焼けたバターのあの危険な香ばしさが、クリームの後から口内に溢れ返る。まさに、このカスタードクリームにこのシュー生地ありき。絶妙なコンビネーション。こんなにボリューミーで飽きのこない味のシュークリームを私は他に知らない。

口直しに用意していた、ローソンのアイスコーヒー(ブラック)の存在さえ、途中まで忘れていた。

とはいえ、シュークリームを堪能したあとに味わうアイスコーヒーのガツンとくるほろ苦さも捨てがたい。良い意味で甘さに痺れた口内をリセット状態に戻してくれる。


ケーキ1個食べるより贅沢なんじゃないかと思える、地元のケーキ屋さんのシュークリーム。1個180円と、自販機の飲み物と同じ値段‼️この中に、生地が破れないか心配になるほど大量のカスタードクリームが詰められている。これはもう、シュークリームでなく、カスタードクリームボールなんじゃないだろうか(笑)。