こんばんは! 双子ママの猫魔です。
ちょっと忙しすぎて、また前回記事から2週間以上たってしまいました
先日、猫魔はとうとう正式に中学受験塾の専任講師として入社しました!
この2024中学入試の佳境のタイミングで、塾側の人間になったわけです。
辞令をいただき、中に入りこんでみて、日々、ベテラン講師陣のプロ意識の高さや、それぞれの講師に求められるレベルの高さをひしひしと感じており、想像以上に厳しい世界だなあ~と一層気持ちが引き締まりました
専任講師の中で、前職が塾業界と全く関係のない官僚という変な経歴の人間は猫魔だけですが、採用してくれたってことは、一緒に働きたいと思ってくれたということですし、その期待に応えたい
と思っています。
内定をもらった後、転職エージェントから、「40代で未経験業界への転職は非常に厳しいので、今回、なぜ猫魔さんが塾業界の内定をとれたと思うか、聞かせてほしい」「同じように40代以上・未経験で塾業界に入って教えたいという方はゴマンといるんですが、全然、採用されないんです。今回、猫魔さんが同じ状況で採用されたということは、他の方々が勇気づけられると思いますので、ぜひ、アドバイスをいただきたい」と言われました。
自分として、面接官の反応から、評価ポイントがどこだったかはなんとなく分かりますが、実際、先方が何を思って決めたのかは分からないので、採用した塾のほうに「なにが良かったんですか」って聞いたほうがいいんじゃないのって思いますけどね。
それにしても、猫魔みたいに、40代以上・未経験で塾業界に入りたいって人がたくさんいる、って話には驚きました。そんなの自分くらいかと思ってた。
ちなみに、担当教科として猫魔が得意な国語を選んだのは正解だったなあと改めて思いました。
今、いろんなことを勉強中なんですが、どれだけ研究しても苦にならないというか、楽しくてたまらないです。
世間では、「自分が得意な科目は、できない人の気持ちが分からないから、うまく教えることができない。自分が不得意だった科目のほうが、できない人の気持ちが分かるから、教えるのがうまくなる」と言っている人もいますが、一理あると思いつつも、「やっぱり、教えるなら、自分が圧倒的に得意で大好きな科目じゃないと困るんじゃないか」って思いましたけどね~。
でないと、生徒からの質問に何でも即座に答えられますか~?、苦痛なくその教科を研究し続けることができますか~?って思っちゃう。
猫魔は初任給をもらったら、関西にいる両親に、それぞれ3万円ずつ送ろうと思っています。
お金に色はないというけど、猫魔にとって、塾業界に入って初めてもらうお金はイロが違うのだ
確か、社会人1年目のときも、初任給から、あのときは1万円ずつだったかな(←当時、薄給だったし貯金もなかったから)、両親に手渡したと思います。(官僚に転職したときの初任給からはあげてないと思うw)
両親は、官僚やめて塾講師に転職したことについて、内心は「もったいない」と思っているでしょうが、「猫魔の好きにしたらええ(父)」「アンタ、ほんまに子供の頃からいつまでたっても目的達成のためによう頑張るな~ おかあの子供とは思えん(母)」と言ってくれました。
パパは、「猫魔がそんなふうに元気そうにしてたら、それでいいで」とポツリと言っていました。(←ちょっと嬉しかった)
椿と楓
は、当初、ギャーギャーと猫魔の転職を貶めていましたが、すでに受け入れてくれています。
椿:でも、ママが、
以外の子供をかわいがるの、なんかヤダ。
と、塾の生徒とどっちが大事?
猫魔:じゅ・・・
椿:おい! 我が子じゃないのかよ!!
猫魔:塾の生徒もかわいがるけど、への愛情が減るわけじゃないよ。ママの愛情の総量が増えていくだけさ!!
あのなあ~、も、猫魔の転職の大きなきっかけの一つではあるんだよ。
昨年のの中学受験の良き思い出、深い感動が猫魔をこの世界に導いたんだ。
二人の中学受験が良い経験だったと思ってなかったら、塾の先生になりたいなんて絶対思わんだろ
猫魔が入社した塾は人間関係もvery goodなので、ここでできるだけ長く働きたいと思っています。
猫魔は定年後も、体が続くかぎり、何歳までも働きつづけたいと思っているので、定年後は、自分で個人塾を開いてもいいかも~♪なんて、選択肢の一つとして夢見たりもしています。
猫魔は、フロントマンタイプ(現場講師や営業系)なので、パパに、「将来、年とったときに、猫魔が蓄積したノウハウを活用して個人塾を開いたら、パパが経営管理とかデータ系を担当してよ」と言ったら、パパ
も目をキラキラ
させちゃって(笑)
パパは経営管理とか統計とか、そういうのが好きなもんでw
猫魔:椿! 楓! もし、オマエたちが就職に失敗してプー太郎になったら、猫魔塾の受付事務やバイト講師として雇ってやってもいいぞw
楓:塾なんか絶対ヤダ!
椿:教えられないからお断りシマス。
こんなかんじで、夢というか、勝手な妄想だけがどんどん膨らんでいますが、、、
ひとまず、いまは、
猫魔は、まさに、社会人1年目のときの気分です。
ベテランの方々と一緒に仕事ができることにワクワクしています。
気持ちを入れて、がんばるぞ!!
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~2月の東京入試に向けて~
さて、前置きが長くなってしまいましたが、受験生の皆さん、2月の東京入試まであと1週間になりましたね。
埼玉や千葉の前受け入試も経験して、初めて、合格/不合格がどんなかんじか味わったでしょう。
でも、東京入試はそんなもんじゃないと思います。
前受けで全勝した人は、気がゆるんでしまうリスクがあるので、もう一度、気を引き締め直して!!
なめとったら、伏兵にやられるで!!
前受けで不合格になってショックを受けたり、不安になったりした人は、もう一度、心を強く持って!!
本番前に不合格を経験したことはむしろプラスだ!
2月でとるんやろ!! そのためにやってきたんやろ!!
やられたんやったらやり返す!! 倍返しやで!!
by 関西風半沢直樹
ここまでお子さんをサポートしてこられた親御さんも、疲れがたまっていると思いますけど、もう一息です。
よくここまでお子さんを伴走してこられました。
こんな生活も、あと2週間ほどで終わります。
2月1日~5日がストレスMAXだと思いますが、クライマックスに向けて、お子様が悔いのない受験ができるように、あともう少し、サポートを頑張りましょうね!!
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~ちょっと脱線 東京人は関西人に殺される? ~
そうそう、またちょっと話が脱線しちゃいますが、前回の記事で、正月に関西に帰省したとき、楓が新大阪駅で関西弁に囲まれて「ハーハー
」と過呼吸になってた、という話を書きました。
そのとき、猫魔は「関西弁がコワイのか?」「大げさだな!」と思っていたんですが、後から、楓に聞いたら、コロナが関係している、ということでした。
なんかですね、2年前、まだコロナ禍の真っ盛りのとき、世間の人々もコロナを恐れて、地方ではヨソ者が入ってくるのを糾弾するといった、今となっては異常だったなと思えるようなときがあったと思います。
あのときも、我が家は関西の実家には帰省していました。楓が言うには、そのとき、地元の駅の改札を通っていたら、知らないおばちゃんたちが、楓
がSuicaをタッチしたのを見て、ひそひそと「アレ見て、Suicaや!」と言ったらしい。
西日本では主にICOCA(イコカ)が使われていますからね。つまり、Suicaを使っているということは「東京から来た人間や!!」
で、「東京ではコロナが蔓延しているのに、わざわざ関西に旅行してきてコロナを持ち込むんか!!」という陰口ということですね。
楓はそれを聞いて、肩身が狭くなり、いたたまれなくなったらしい。
あと、楓がしゃべっていたら、「『〜じゃん』とか東京の人の言葉やなあ。」って言われて、気にしてしまったらしい。
そんなことがあったせいで・・・、
楓:新大阪駅にいたとき、楓が東京人だってバレたら関西人に殺される!!って思って、過呼吸
になったの!!
東京人は関西人に殺されるって。。。 すごい発想だなって大笑いしてしまいました
まあ、関西のオバチャンは、ズケズケしてますからね。
母も、コロナ禍のとき、友人の女性から、「え〜、今、猫魔ちゃんたち東京から帰省してんの〜!? 濃厚接触者やん!!」って言われたそうです
このクソおばはんが!!
東京に住んでたら全員濃厚接触者なのか!
さすが、関西のオバチャンです。
こんなこともあって、いまやコロナの大騒ぎも終わったのに、椿と楓
は、いまだに、関西に行くときは、コロコロ(←キャリーバッグ)を持っていくのを嫌がって(←旅行者と思われたくないから)荷物はリュック詰めだし、エスカレーターでは、猫魔が左側に立とうものなら、即座に、猫魔の体を右側に引っ張って、東京色を消そうとしていますw
エスカレーターの立ち位置は、東京は左側、大阪は右側、そんなん知ってるがな。
でも、誰も人がおらんかったら、どっちでもいいんじゃ!! (が、猫魔の考えw)
雑談終わり。
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中学受験の話に戻りますが、2月の東京入試は何連戦もあって、かなり大変ですので、パパとママでうまく役割分担してくださいね。
例えば、一方が激高しやすいタイプなら、もう一方は冷静になる、とか感情面でもそうですし、あと、大事な手続き面とかもですね。
合格に浮かれて入学手続きを忘れてしまって入学資格を失った、といったアホなことにならないよう、気をつけてください。
え、そんなアホな親いるの?って思うでしょうけど、入試期間中は精神的にハイになっていたり、疲れすぎていたりして、度忘れする、ということが起こり得ると思います。
実は猫魔もですね、のB中学の合格を見た後、「喜びすぎて他のことに気が回らなくなった」「あちこちに報告しているうちに、かんじんなことが後回しになった」「疲労がピークで普段の注意力がなくなっていた」などの要因で、一瞬、入学手続きのことが頭から抜けてしまいそうになってたんです。
でも、そのとき、終始、冷静なパパが、「入学金の振り込み、明日の〇時までだから、すぐに振り込むよ」と言ってきて、さっさと手続きをやってくれたんです。
猫魔:あっ!! そーや!! すっかり忘れてた!!
合格発表後、入学手続きの期限が、当日○時までとか翌日○時までとかだったりして、さほど猶予がない場合もあるので、学校ごとに忘れないように気をつけてくださいね!!
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受験生のみなさん、親御さま、志望校合格に向けて頑張ってきた長い受験勉強生活も最後の局面まで来ましたね。
昨年、うちの椿と楓
が受験生だったとき、このままではまずい
と追い詰められて、親と子供との関係が険悪になり、ヤバくなりそうになったことがありました。
猫魔はそれまでずっととは愛情に満ちた関係を築いてきており、それが失われることなんてあり得ないと思っていたのに、受験勉強のせいで、子供との信頼関係を失ってしまうかもしれない、ってヒヤ~ッとした瞬間があったんです。
そんなの嫌だ、子供との良好な関係を壊してまでやりたくない、と思いつつも、でも、ここまで頑張ってきた我が子にはどうしても合格させてあげたい、との思いから、やはり厳しいことを言わざるを得ないこともありました。
そして、受験が終わった後、、、猫魔は憑き物が落ちたようになりました。
その後は穏やかな日々です。
猫魔との関係は愛情と信頼に満ちており、とても仲良く過ごしています。
今、大変な受験生のご家庭も、もう少しで、再び、穏やかな日々が戻ってくるでしょう。
2月の入試は1月の前受け入試以上に、各ご家庭で様々なドラマが生まれると思います。
猫魔も、塾の内部から、2月の様子をリアルタイムで見守ります。
受験生の皆さん、東京入試、がんばってください!!