2009年政権交代直後、フリージャーナリストである寺澤有さん・岩上安身さんたちが新聞TVにどうして「くってかかる」のか理解できなかった。この人たちはちょっとアタマがおかしいのではな いか、そんな風にさえ思った。しかし、公権力への監視役であるマスゴミが自分たちの利益のため政権にすり寄り記事をねつ造していることにオレは気がつく。

現在これだけ新聞TVに反感を抱くオレでさえ2009年には平和ボケしていたわけである。毎日仕事に追われることが生き甲斐で放射能のため避難することさえ思いつかない日本人が、新聞TVが株式を持ち合い情報操作をしているなど思いもよらぬだろう。

学校時代、まず日本で教えられるのは「新聞TVは客観的な事実を報道する機関」という洗脳としての情報である。まじめな人であればあるほど学校時代に教わったこの 原則の呪縛からは逃げられない。ひどい者になると新聞記事を読み込むことこそが教養と言わんばかりにそのすばらしさを吹聴して歩くのである。

新聞TVが「人殺し野郎」であることは疑いの余地もない。翌日にはメルトダウンの可能性はわかっていたし、それならば、最低でも放射線感受性の高い子供たちに対する防護措置、できるならば避難ルートも提示すべきだった。現在においてさえ防護措置・避難案内をしていないのは殺人鬼の名に値する。

現在、三権の一翼を担う行政権(内閣・官僚)と第四権力と称される新聞TVが結託し、自分たちの利益を守るためだけに、原発という銃口を国民に向け放射線という実弾を発射し、虐殺を毎日繰り返しているに等しい。天安門で拳銃から発射された本物の弾は批判しても、目に見えない放射線には寛容なのである。

時の政権がどの政党であろうとジャーナリスト・マスコミには公権力、とりわけ内閣行政を監視する使命がある。常に主権者国民の側に立ち、公権力に敢然と対峙し、油断 することなくこれに批判を浴びせかけるのが役割である。ところがどうだ。新聞TVが相互に資本を持ち合い現政権におもねるようでは国も暴走する。

実際問題、アメリカさまが80km、マスゴミさまが50km制限をしているのにどうして福島の子供たちはそこで生活しているのか。子供たちには何らの罪もなかろう。 日本国政府は航空機・船舶・鉄道などあらゆる手段を総動員し、福島の子供たちを県外に連れ出せ。いま日本中の自治体が受け入れ態勢に入っている。

でてこい、でてこい、小沢さん。ニッポンを立て直せ。