【アーティスト名】 イエス (Yes)
【アルバム名】 イエスショウズ (Yesshows)
【発売年】 1980年(昭和55年)
【ジャンル】 プログレッシブ・ロック
【国】 イギリス

下記3つのYouTube動画で聴けますが、別の音源(ブートレッグだろうなあ)から加えた曲も収録されています。()内の時間がイエスショウズ収録部分で、他の部分は究極、トーマト収録曲のライブ演奏なので、全部聴いても結構面白いです。

Yesshows 1 (0:00~16:20)

Yesshows 2 (26:37~49:13)

Yesshows 3 (6:53~46:12)

 

【3行レビュー】

 アルバム『リレイヤー』のみ参加のパトリック・モラーツ在籍時のライブと、リック・ウェイクマン復帰後(究極・トーマト期)のライブが収められたアルバム。

 

 前前作『トーマト』発売後、次はこのライブアルバムが発売されるとアナウンスがあり、NHK-FMで数曲オンエアされた。

 しかし、実際にはなかなか店頭に並ばずどうしたのかなあ?と思っていた。

 大幅なメンバーチェンジを経て作成された前作『ドラマ』の発売後、忘れかけた頃に発売されたのが当アルバム『イエスショウズ』である。

 当時、現行メンバーではなく古い時期のライブが収められていた訳であり何をいまさら感が半端なかった

 

 何言ってるかわかんない人はこれを見ると分かるかも。

 収録曲は

パラレルは宝
時間と言葉
究極
錯乱の扉
クジラに愛を
儀式

不思議なお話を

 パトリック・モラーツが演奏しているのは錯乱の扉儀式の2曲だけで、他の曲はリック・ウェイクマンである。ところがこの2曲だけで約50分なので、収録時間はパトリック・モラーツの方が長いってーのはYesあるあるなのだ。

 

 ミックスダウンだか編集だかそんなようなのはクリス・スクワイアが担当。ベースがぶりぶり良く聴こえてリバーブ少なめで楽器の分離が良い。儀式の中間部の長いベースソロはかなりかっこいい。

 パラレルは宝、究極、不思議なお話をアルバム『究極』の収録曲。スタジオ盤ではリバーブ効かせて低音をカットした真逆のサウンドの3曲が、全然違う表情で聴こえるがどっちが良いかってーのはビミョー

 

 2つの時期のライブ演奏が収められているが、サウンド的には違和感なく、続けて聴くことができなくもない。しかし、異なる時期のライブの記録ということで、一つのコンサートの再現とはやっぱり感じられない。そんな事は考えないでただ聴けばよいのか、その辺のところが未だにしっくりこない。

 

【評価】 5

※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。

 

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