【アーティスト名】 ジョン・アンダーソン (Jon Anderson)
【アルバム名】 サンヒローのオリアス (Olias of Sunhillow)

【発売年】 1976年(昭和51年)
【ジャンル】 プログレッシブ・ロック
【国】 イギリス

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【3行レビュー】

 YESの各メンバーは、リレイヤー発売に伴うツアーが1975年8月に終了後、ソロアルバムの制作・発表を行った。トリは、ボーカルのジョン・アンダーソンの作品『サンヒローのオリアス』であり、1976年7月に発売された。

 

 5人のソロアルバムの中で、普通のロックからもっとも離れた音楽である。

 よくワカランからテキトーなこと言うけど、マヤ文明とかインカ帝国とかの儀式みたいな古代文明的な雰囲気がある。この後共演するヴァンゲリスからの影響かもしれないが、このアルバムにヴァンゲリスは参加していないらしい(ホントだかねぇ)。
 

 ドラムが8ビートとかのまともなビートを叩いている箇所はない(よなあ)。もっというとドラム、パーカッションと呼ぶよりも『打楽器とか太鼓とか』と呼んだほうがふさわしい感じである。

 シンセサイザーが大活躍だけど、未来的ではなくて古代的な雰囲気を表現している(ヴァンゲリスっぽいよねぇ)のがおもしろい。

 

 日本盤CDに封入されている訳詞を見ても全然内容がわからないけど、ジャケット、サウンドも含めYESの持つ『誇大妄想的楽天主義の叙情性をもつ大仰なサウンド』っぽい雰囲気がムンムンに溢れている。『やっぱりジョン・アンダーソンがYESの精神的支柱なんだなあ』ってことを強く実感させられるアルバムである。

 

【評価】 7

※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。

 

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