【アーティスト名】 クリス・スクワイア (Chris Squire)
【アルバム名】 未知への飛翔 (Fish Out of Water)

【発売年】 1975年(昭和50年)
【ジャンル】 プログレッシブ・ロック
【国】 イギリス
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【3行レビュー】

 YESの各メンバーは、リレイヤー発売に伴うツアーが1975年8月に終了後、ソロアルバムの制作・発表を行った。その第2弾が、ベーシストのクリス・スクワイアの作品『未知への飛翔』であり、1975年11月に発売された。
 YESのメンバーのパトリック・モラーツ(キーボード)、元YESのビル・ブラッフォード(ドラム)、キング・クリムゾンやキャメルのメル・コリンズ(サックス)、キャラバンに一時在籍のジミー・ヘイスティングス(フルート)などが参加している。


 サウンドの中心でぶりぶりベースがよく聞こえる、ベーシストならではのアルバムだが、派手にテクニックをひけらかすような部分は少ない。メロディーやコードはビートルズ、アラン・パーソンズ・プロジェクト、10CC、パイロット等と共通する英国的ポップセンスが感じられる(ってーのはオイラだけかぁ?)。
 

 オーケストラとの共演が大きく影響しているためか、Yesのずーと後のアルバム『マグニフィケイション』と近い暗く重い雰囲気のサウンドである。
 3曲目Silently Fallingのリフレインしながらガンガン盛り上がるところはなんとなくヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーターのアルバム『ゴッドブラフ』と共通するし、5曲目Safe (Canon Song)の後半でホーンが大活躍するのはピンク・フロイドの『原子心母』みたい雰囲気をオイラは感じちゃう。

(結局あれに似ているこれに似ているってことしか言っていないorz)

 

 しかし、このアルバムが5人のソロアルバムの中で1番YESっぽい(なんのこっちゃ)。やっぱりクリスがYESの根幹なんだかねぇ。

補足.クリス・スクワイアは2015年に亡くなっちゃうまでYES唯一のオリジナルメンバーだったのだ。

 

【評価】 5

※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。

 

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