【アーティスト名】 3(スリー) (3)
【アルバム名】 ライヴ・イン・ボストン1988 (Live in Boston 1988)
【発売年】 2015年(平成27年)
【ジャンル】 プログレッシブ・ロック
【国】 イギリス
あまりちゃんと探していないけどアルバム全曲聴けるサイトはたぶん無いでしょう
【3行レビュー】
エマーソン・レイク&パウエルと再結成ELPの間に、キース・エマーソンとカール・パーマーが在籍した3(スリー)のライブアルバム。ボストンのパラダイスシアターでの1988年4月15日の演奏が収められている。
3(スリー)はアルバム1枚しか出していないが、その唯一のアルバム『スリー・トゥ・ザ・パワー 』からほとんどの曲を演奏している(演奏してないのは3曲目のChainsのみ)。そのため、ELPの曲を懐メロ的に演奏するライブではなく、3(スリー)というバンドを全面に打ち出したライブに感じられる。
バンドメンバーの記載はないけど、3(Emerson, Berry, Palmer)の3名に加えて、ギターとコーラスの5名だと思われる。
ELPやエマーソン・レイク&パウエルではいなかったギターは、ベースのフレーズをなぞったようなプレイが多く、ソロはそれほどなくあまり目立っていない。しかし、ディストーションギターの音が入るとバンド全体のサウンドが一気にロックっぽくなるので十分に存在価値があり、これで良いのだ。
カール・パーマのドラムはELP時代よりも手数が減っているように思えるが、ビート感がいつになく安定している(この後の再結成ELPでは元に戻っちゃうけど)。
2曲目のDesta La Vitaでは、中間分のピアノソロ、ドラムソロ(リフがバック)を含むインストパートが、スタジオ盤よりも長くなっている。3(スリー)のライブってずーと聴いたことなかったのだけど、この曲については想像どおり。というか、こうやってくれるといいなあと思い描いていたエキサイティングな演奏なのだ
クレジットには記述がないけど、Talkin'Boutの後半にDream Runnerというピアノ曲が演奏される。これはキースが音楽を担当した映画Best Revengeのサントラ盤に収録された曲なのだ。
音質は、一般的なライブ盤より悪いけど、ブートレッグよりは良い。よーするに水準以下だけどオイラはあまり気にならない。FM放送で使われた音源かもしれない。
【評価】 6
※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。
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