【アーティスト名】 3(スリー) (3)
【アルバム名】 スリー・トゥ・ザ・パワー (3...to the power of three)
【発売年】 1988年(昭和63年)
【ジャンル】 プログレッシブ・ロック
【国】 イギリス
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【3行レビュー】
エマーソン・レイク&パウエルからコージー・パウエルが抜けて、代わりにカール・パーマーが合流したがうまくいかず、グレッグ・レイクに代わりロバート・ベリーが加入することで3(スリー)となった。
(このバンド名検索しにくくてしょうがない)
バンドの中心にいることがイヤになっちゃったキース・エマーソンは、ベリーの作る曲をアレンジする側に回る。若く柔軟性のあるベリー(想像だいぶ入っている)と一歩引いたエマーソンで作られた曲は、歌メロはポップだがアレンジ特に間奏部はエマーソン節全開の大げさなサウンド(しかしASIAみたく下品ではない)となるが、その融合は大成功だとオイラは思っている。
ロバート・ベリーは、モダンなサウンドでYesを蘇らせたトレバー・ラビンとオイラはイメージ的に重なっちゃう。しかし、3はYesと異なりセールス的に成功したとは言い難く、エマーソン・ベリー&パーマーのラインナップは当アルバムのみで崩壊するってーのもったいないよねぇ(´・ω・`)
「庶民のファンファーレ」や「海賊」で聴かれた特徴あるサウンドのYAMAHA GX-1は壊れちゃったので登場しないのだが、コルグDSS-1、ローランドD50、オーバーハイム、カーツェルなど複数のシンセサイザーをMIDI接続して現代的で太い音を鳴らしているので、それほど問題ない。この時代まではエマーソンはシンセサイザーの先駆者だったといえるだろう。
【評価】 8
※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。
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