【アーティスト名】 エマーソン・レイク&パーマー (Emerson, Lake & Palmer)
【アルバム名】 恐怖の頭脳改革 (Brain Salad Surgery)
【発売年】 1973年(昭和48年)
【ジャンル】 プログレッシブ・ロック
【国】 イギリス
ここをクリックすると全曲聴けます。

 

【3行レビュー】

 小学校高学年時にELPを初めて聴いたアルバムがこれ(ほぼリアルタイム)。かなりの思い入れがあるので、あーだこーだ言いたい気もするが収集がつかないし、ちゃんとしたものを書こうと意気込むと逆になにも書けなくなるので、簡単に書いた。

 初期の攻撃性、ハチャメチャな強引さと、前作トリロジーの音楽的充実をあわせ持つELPの総力を結集したアルバムであるが、行くところまで行っちゃったELPの限界みたいなものも感じられ、だからこその切迫感や緊迫感がこのアルバムの(そしてELPの)最大の魅力だと思う。

 当アルバムの作成~ツアーの後、ELPは長い沈黙期に入り次作『WORKS Vol.1』発表まで当時のロックシーンでは異常に長い約3年半を有することとなる(ELPの新作はもう発表されないかもと思っていた)が、それも無理もないと思う。燃え尽き症候群みたくなっていたんじゃあないのかなあ。

 ↓のビデオは収録曲『悪の教典#9』作成時のリハーサルである。キース・エマーソンの頭のなかで奏でられている音楽を他メンバーに伝えようとして苦心している姿が見れる。(オイラにとっての)歴史的名盤が生まれる過程が描かれているのだけど、こんなに細かいところをこんなにあーだこーだやって作ったんだなあって感慨深い思いがする。

 

【評価】 9

※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。

 

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