3行レビューって言ってるのに、全然3行で終わってないのでテキトーに書こうとこのアルバムを選びましたが、やっぱり3行じゃあ終わりませんでした。

 

【アーティスト名】 クォーターマス (Quatermass)
【アルバム名】 クォーターマス
(Quatermass)
【発売年】 1970年(昭和45年)
【ジャンル】 プログレッシブ・ロック
【国】 イギリス
YouTubeで全曲聴けます。

 

【3行レビュー】

 クォーターマスは、イアン・ギランとロジャー・グローヴァーが第2期ディープ・パープルに加入する前に所属していたエピソードシックスのメンバーが結成したバンドである。ちなみに、エピソードシックスってーのはオイラ聴いたことない。

 メンバー構成はベース&ヴォーカル、ドラム、キーボードのトリオで、ELPと同一の編成である。各パートの技量は、結構いい勝負だと思う(ドラムはカール・パーマーよりリズムが安定しているし、キーボードはキース・エマーソンより上手いかも!?)。

 

 クラシックっぽい要素があったりオーケストラ(ストリングス)を導入したりしているけど、サウンド的な感触はハードロック的だったりブルースっぽいのが強く、あまりプログレッシブ・ロックさは感じられない。いわゆるシンフォ系っぽい叙情性や幻想性は極めて少ない硬派な音楽だと思うが、なんとなく地味に感じてしまう。

 YouTube動画の39:40~49:50のオシマイの曲(この後はボーナストラック)は、ストリングスを導入した大作であるが、盛り上がりに欠ける。3連のリズムなのでスノー・グース(キャメル)のダンケルクとかトリロジー(ELP)みたく派手にやってくれたら、このアルバム全体の印象がすご~く変わったように思っちゃう。

 

 なお、1:10~4:47のBlack Sheep of the Familyは、リッチー・ブラックモアがディープ・パープルで在籍時に「この曲のカバーやろうよお」と言ったけど、他のメンバーから「いやだあああああ」って言われちゃったのでパープルを抜ける原因の一つとなった、まさにその曲なのだ。

 リッチーが結成したレインボーのファーストアルバムでも演奏されているけど、そっちよりもクォーターマスの演奏のほうがオイラは好きです。

 

【評価】 4

※.この評価は単にオイラの好みによる評価であり、客観性を全く考慮しないものです。

 

まともなレビューを読みたい方はAmazonで見てみてねっ!

Quatermass Quatermass
 
Amazon