きのうの続きですっ!

 まずはWikipediaのイエス/ライブ 1975のページからコピペ

パトリック・モラーツがかなりのミスタッチをしているのがわかる。彼の評価が「ライヴでの状況判断が鈍い」とされるのは、この映像の影響が大きいといわれている。(彼がライヴでミスを連発するのは他の公演のブートレッグで多く聞くことができる)

ってな失礼ことが書いてあるので、今回は主に

パトリック・モラーツがどこでミスっているか?

ということに重点を置いて視聴した。ここからは、改めてライブビデオを見て目立ったところをオイラの予想を交えて箇条書的に書くのだ。

 

28:09(これはYouTube動画の時間ねっ!)

 危機の中間部。パイプオルガンみたいな音が1拍?ずれている。

 ここが一番目立つ箇所だと思うのだけど、最近オイラは、パトリック・モラーツのミスではないようにも考えている。

 23:43あたりでモラーツはヘッドホンをしていて、聴こえているSEは弾いている様子がないので、テープを再生していると思う。27:20からはズレている箇所と同じフレーズを弾いているけど、パイプオルガンの音ではない。

 だから、ズレている箇所のパイプオルガンの音は、モラーツが弾いたものではなくテープを再生したものであり、バンド全体がテープとズレて演奏している、またはテープの再生開始タイミングを誤ったと考えるのだ。

 この後、危機クライマックス部分のオルガンソロだけど、このビデオで初めてリック・ウェイクマン以外の人が弾くのを聴いたのでスゲェ興奮したのだ。

 

54:50~

 ジョン・アンダーソンが爆発音みたいのが鳴る謎の楽器を叩いている。これなんだか知っている人いたら教えてねっ!

 

1:06:30

既に1時間位経過したのにまだ4曲しか演奏していないorz

 

 

1:11:53~ Long distance runaround

 こわれものふらじゃっていうねぇ)ってアルバムに収録されている曲だけど、アレンジが違っていて牧歌的な雰囲気なのだ。このライブを見たのがこわれもの(とイエスソングス)を聞く前だったので、オイラは当時こっちのアレンジに馴染んでいて、はじめてライブアルバムのイエスソングスで聴いたときにあれぇ?と思ったのだ(んなわけでオイラはYesのアルバムを危機→海洋地形学→イエスソングス→こわれものの順で聴いたと思われる)。

 この曲の途中1:12:50あたりでピッチが乱れて、テープの回転速度がおかしくなっているように聞こえる。ドロップアウトという現象である。ここから多発するので発生箇所をメモしていたけど、面倒くさくなって途中でやめた。

 

1:14:11~ パトリック・モラーツのピアノソロコーナー

 当時はこれ全部アドリブで弾いてるのかなあかっこええなあなあんて思ったけど、演奏されているのは、

ソロアルバムStory of Iの一部モラーツがYesの前に在籍したレフェジーのパピオン ~ テキトーなブギウギピアノ ~ レフェジーのグランドキャニオン

ってなところなのだ。こんなこと中学生当時は分かるはずもない。でも、リック・ウェイクマンの装飾過剰で若干悪趣味なクラシカルなプレイとも、キース・エマーソンの無機質なプレイ(うますぎて感情はいっているように聞こえないなあんて当時言ってたよなあ)とも違う、優雅な演奏でかなり好きだった。

 

 

もづく