当ぷにょぷにょブログもいよいよ混迷を深めてきた。
 最近は交響曲ベスト10パット・メセニーエヴリ・リトル・シングと取り上げる音楽に何の関連もない。これはオイラに何かの意図があるのではなく、単に思い付きで好きな音楽を取り上げてるだけである。今回は中森明菜だが、簡単に済ます!(いばるな!)

 『BITTER AND SWEET』中森明菜の7枚目のオリジナルアルバムである1985年リリース時は中森明菜の絶頂期であり、この年と翌年1986年にはレコード大賞を受賞している。山口百恵も松田聖子もレコード大賞を受賞したことはない。中森明菜は2回受賞ということでこのころの人気の凄さを伺えるのだ。
 そんなころ作られた『BITTER AND SWEET』は気合の入ったアルバムである。井上陽水、EPO、飛鳥涼、角松敏生など作曲陣が豪華であり、演奏者もそうそうたるメンバーである(挙げるの面倒だからここをクリックしてね)。


 サウンド的にはそれまでの中森明菜の持っていた歌謡曲っぽい湿り気や暗さが減って、AORあるいはフュージョンっぽいカラッとしてカッコいいものである。この後のアルバム『D404ME』はテクノっちゅうかニュー・ウェイヴっぽくなるし、次の『不思議』はヴォーカルに深いリバーブがかかって何歌ってるか分からないヘンテコなアルバム(こんなのでもヒットチャート1位になるのだから中森明菜の人気は凄かった)であり(しかしこのアルバムはある事情でプログレマニアに人気がある)、『BITTER AND SWEET』は唯一のカッコいいアルバムだと思う。


 実はここからが今回の本題で、このアルバムの2曲目の「ロマンティックな夜だわ」だが、オイラは調子っぱずれに聞こえるのだ。スタジオで録音した時のテープにワウフラッター(この言葉なんかなつかしい)があるような、リズムセクション(ベース、ドラム、エレピ等)と上物(ヴォーカル、ブラスセクション)の音程(チューニング)があってないような、よく分からないけど気持ち悪さがあるのだ。LP時代からCDに代わってもこの点は解消されていない様に思う。
 下の動画がまさにその曲だが聴いてみてたしかにそう思うとかそんなふうには思わないとかコメント欄で述べてほしいのだ。
 これを読んでいる皆さん、宜しければお願いします。
 簡単ですが今回は終わりです(えぇっ!)。

♪ロマンティックな夜だわぁあぁ♪