Amazonでルネッサンス(Renaissance)のカーネギーホールのライブ(Live At Carnegie Hall)のCDを買ったのだ。このCDは去年新宿のディスクユニオン新宿プログレッシヴロック館に行った時、有ったら買おうと思っていたのだが、無かったので買わなかった(その時の記事がこちら)。そのことを思い出してAmazonで検索したら中古で在庫があり、なんと980円(+配送料340円)だったのですぐポチってしまった。中古であるがケース、ジャケットなどがきれいでCDに傷もなく、オイラの感覚では新品と言われても違和感がないものである。

元々持っていたアナログ盤と並べたのだ。








 ルネッサンスはオイラの好きなプログレッシブ・ロックのバンドであり、知っている人は知っているし知らない人は知らない(あたりまえだ!?)のである。
 当ブログの前回の記事  『プログレ』ってなあに?それっておいしいの? その5 ではこのルネッサンスは第2グループに含めて紹介した。つまり、オイラの感覚ではプログレバンドベスト10というのがあったら、そこに入るか入らないかくらいの位置づけのバンドである。
 プログレが好きと言っている人はみんな知っているが、一般的な洋楽ファン、ロックファンにはそれほど知名度がないだろう。

 ルネッサンスの成り立ちは少々厄介な話となり、その話をここで述べると、元々ルネッサンスを知らない人にはゆがんだ先入観を持たれる可能性があるので、それは最後に述べることにする(早く知りたい人はここをクリックしてWikipediaを見てね)。そして、このバンドは時期的に大きく2つに分けられて当ブログでは第1期・第2期と呼ぶ事とするが、オイラは第2期が好きなのだ。一般的にもこちらの方が人気が高いだろう。

 サウンド的には第1期、第2期に共通して下記のような特色である。
・トラディショナルフォーク+クラシック
・オーケストラを導入している曲が多い。
・女性ボーカル
・きつい音や歪んだ音がない。
・ブルースなどの黒人音楽からの影響が少ない(無いと言っても良い?)。
といった具合で、ロックという音楽に対してオイラが持っているイメージと真逆(きっと世間の皆もそうだと思っている)で、ひたすら美しいサウンドである。オイラには
『 美 し い 』
という言葉を使用しないでルネッサンスを語るのは非常に難しい事である。


つづく