※ 200Aの電気化、LED化について問い合わせがあったので、2013年10月の記事から転載。
Coleman コールマン 242 247 234 243 249 201 分解 メンテ その4
昨日のチェックバルブコネクトレンチには感動した。
その流れでサビで腐ったタンクを遊び倒そう。
コールマンのタンクの構造は正直いって見たことがない。普通は見る機会がない。どうせスクラップで捨てるものなら見てみよう。
このタンクの内部の底がサビだらけでピンホールがあいている。
サビの崩落も始まっているみたい。
ディスクグラインダーで切り開いてみると・・・。
何という事でしょう。。。
タンク底の鉄部分がサビてはがれている。
切り取った鉄板は薄くなってピンホールらしき穴も。。。
タンク内部の茶色の部分は赤サビではなくブラスが酸化している状態。
チェックバルブの奥は行き止まりになってチューブがタンク上部に向かって伸びている。コールマン220Fのチェックバルブを外したときに気になっていた「何か」とはコレのことだったのだろう。
220Fと242Bでは年代が違い過ぎて多少構造は変わってるかもしれないけど。
グラインダーで切った部分を金ヤスリでバリ取りして、POR-15のタンクシーラーでコーティングした。残ったタンク底の内側はサビでぼろぼろだが、これ以上酸化しないようにと。
とりあえず何に使うというタンクではないが、POR-15が余っていたので。
中に電池とスイッチを入れ込んで電灯にしようか。
このタンクのバルブ、カラー、フレーム、バーナーチューブ、ベイルくらいはあるけどグローブやベンチレーターがない。中途半端な電灯になるな。。。。
いっそのこと全く違う腰上にしてみようか。
後期:
2016年10月11日の記事にてこのタンクは生かされました。
長いこと放置してきたが、ようやく日の目を見たということで。
コールマン242B、242C エレクトリック 電気化として第2の人生を。
16年現在、コールマン200A エレクトリックのキットが売られているが、242のエレクトリックはあまりないでしょう。
かつてコールマン日本法人発足30周年記念で、コールマン286をベースに286エレクトリックなるものが出ていた。16年には40周年記念でいろいろ出ているが、レギュラー商品で290ベースのLED2灯式のランタンが発売されている。
お金を出せば290LEDランタンが手に入るが、242エレクトリックもおつなもので。
しばらくは室内で楽しめそう。