550考証。その1


今まで気にしたこともなかったが、うちの550の正式な型式は何なのか。一般に550Bという人が多いので550Bなんだろうと思っていたけど。どうやら違うらしい。


この度、550を灯油化しようと思い至り、その為ジェネレーターなど必要な部品を集めなければならない。型式が何かで注文する部品番号が違ってくるのではないか。そこで正確な型式を調べようと思ったのだが・・・。


わかりません・・・。



ネットで色々情報を探すものの、人によって微妙に理解が違う気がする。


以下はネットでの拾いもの情報&画像。




●「小生の書斎」では以下のように紹介されている。

550B'8712月発行の雑誌に”この冬から日本にも正式輸入が開始された新しいピーク1ストーブ”と紹介されており、その写真は下のカナダモデルなので、初期のモデルは全て"Made in Canada"だったと思われる。


 550Bは、ジェネレーターとバルブを交換することによって白ガスとケロシンの両燃料が使用可能で、ラベルには"MULTI-FUEL STOVE"と記載されている。但し、その後の雑誌等には”ジェネレーター交換が必要”なことは記載してあるが、”バルブ交換が必要”な事を記載してある記事は少ない。

 尚、ケロシン用のバルブには大きく"K"と刻印されており、白ガス用バルブとは区別可能。



gizaのブログ-初期550

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後の550Bと違い、タンク裏の刻印が"Made in CANADA"だけで製造年月の刻印無し。然し、上に記載のように'87年の冬から輸入されたそうなので、'87年乃至'88年の製造と推定。
 後のタイプと異なり、給油口キャップに紛失防止用のゴムが付いておらず、タンク下部の足部分にも高さ調整用のリング(レベラーザーリング)が付属せず。



gizaのブログ-カナダ水色550

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ピーク1・550Bのカナダモデルで、アメリカモデルに比べて白っぽい色をしている。

レベラーザーリングあり。

gizaのブログ-アメリカ用550

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550Bのアメリカモデル。
 此のストーブは、ケロシン用のバルブとジェネレーターも付属として販売されていたが、実際には白ガス用のバルブとジェネレータが予備として付属しているだけであった。

レベライザーリングあり。

gizaのブログ-最終型550

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ラベルが白色の物に変更となり、"MULTI-FUEL STOVE"の記載が"POCKET STOVE"に変更になった。

レベライザーリングあり。


●あいあんさんの「つれづれぐさ」では以下のように紹介されている。


gizaのブログ-歴代550

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左からexponent Multi FuelPEAK1 550A550B

550ABの違いは、550Aはカナダ製、550BUSA製(ちなみにexponentUSA製)・550Aには後述の脚部調整機構(レベライザーリング)が無いといったところでしょうか。



gizaのブログ-レベライザーリング

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これも軍用品がベースなので、不整地用に水平出しのための機構が脚部にあります

(底部を一周している黒いリングなんですが、なかなかうまく調整できません)。


Solusさんのブログには以下のようにある。



gizaのブログ-550バルブボディ

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水色の#550はカナダ製でバルブボディがアルミです。

シルバーの#550BはU.S.A.製でバルブはブラス(真鍮)です。

日本コールマンのカタログによると、’89年に#550Aというストーブが出ています。タンクはシルバーです。





●また、ヤフー知恵袋では「水色の550はバルブアッシーも灯油用を使わなければなりません」とあった。

つまりカナダ仕様の水色タンクの550はジェネレーターとバルブの両方について換装が必要ということ。

逆を言えば水色タンク以外の550はジェネレーターのみを灯油用に変えればいいのだろうか?


さらに検証。