午前中に退院した。

 7時、いつものように、体温、血圧、血中酸素濃度、血糖値を夜勤担当看護師が測定し、8時、ふつうのご飯250g、茹ですぎたほうれん草のお浸し、長時間煮込んだ大根とにんじん、椎茸、鶏肉の煮物を朝食として食べる。

 薬剤師が退院時処方で次回外来までの期間分としてカモスタットを2週間分を病室まで届けてくれ、その後、会計から入院治療費の請求書がやってきた。13日間で20万円弱。まあこんなもんだろう。たしか幾らかは健康保険組合から戻ってくるはずだ。とりあえずクレジットカードで全額支払い、病院と提携している会社に、病衣やバスタオル、タオルのレンタル代を支払う。その後、妻といっしょに在宅での食事について栄養指導を受ける。外来の診察がある2週間後までは、とにかく脂質を控えた入院時の食事に近いようにしてくださいと言われた。アボカドを除いて野菜には制限なし、フルーツも制限なし、珈琲もOK、洋菓子はバターを使っているので控えること、餡子はOK。

 家に帰り、昼食には宮崎の友人から送られてきていた台湾ちまきのようなピーコーをひとつ食べ、椎茸と和布のスープも食べる。夕食はご飯と豚汁。豚汁は脂身の少ない肉少々と、湯抜きした油揚げ、にんじん、ごぼう、玉ねぎ、茄子。


病院の朝食


2週間で秋真っ盛りになった玄関のゼフィランサス