下北沢の茄子おやじで野菜カレーを食べる。大きな茄子が三切れ入っていた。三切れで茄子丸々一本なのかもしれない。ここのカレーは薬膳っぽくてとても美味しくて好きだ。近くのテーブルにいた高齢のカップルが演劇の話を熱く語っていた。なんとも下北沢らしい。「そろそろ開場時間だね」と店を出て行かれたので、どこかの劇場に向かったのだろう。


 街を散策がてらザ・スズナリの辺り歩いていたら、少人数の塊があり、おっ、やってるやってると物見遊山的に眺めていたところ、その塊の中を独特な雰囲気を醸しだしている人物が、飄々と、そしてきびきびと行き来していたので、吸い込まれるように近づいてみたところ、東京乾電池の柄本明さんが当日券を求める方々の列整理、案内をされていた。僕が「柄本明さんだ」とみるともなしにいたら、にこにこ笑顔で「当日券はこちらにお並びくださいね」と話しかけた来られたので、「いえいえただの通りすがりなんですよ」と応えたところ、「これはこれは失礼しました」と人懐こい笑顔で応えてくれて、今まで以上に柄本ファンになってしまった。

 柄本明さんはテレビや映画で観るよりずっと若々しくて、背も高く、とても存在感があります。

 ザ・スズナリを、あとでスマホで調べたところ、


の初日だったようだ。時間があったら観たかったなあ。残念🫤