祝日がくっついてるわけでもなく、夏休みでもなく、特別ではない土曜日の朝、新横浜駅から新幹線に乗って小倉まで行く。母親の心身劣化具合を確認するためだけの帰省。米寿を超えたけれどまだひとりで家事のほとんどはできる。息子としてはとてもありがたいことだと思う。母も電話で「母親が元気でひとり暮らしよることに感謝せえ」と冗談混じりにいつも言う。

 新幹線はAからEまでの一列5座席のうち、3から4座席は埋まっている。乗車率60から70%といったところだろうか。人の動きは4月よりずっと増えている。

 これから4時間と30分、ラジオを聞いたり、音楽を聴いたり、本を読んだり、ブログを読んだり、珈琲を飲んだり、そして目が疲れたらじっと瞑ってうなだれていよう。

 ではごきげんよう。