小平のあじさい公園で、見頃を少し過ぎた紫陽花をスケッチしてきた。昨日よりはずっと過ごしやすい暑さの中で、紫陽花を描いた。

 手毬紫陽花を水彩絵の具で描く簡単な方法がある。紫色、青色、ピンク色を準備して適当に混ぜ、筆に色をとって、点描のイメージで紙の上に丸を次々と描き、紫陽花の形を作る。絵の具が乾いたら紫陽花の上部は水を湿らせ、ティッシュでポンポンと叩いて色を抜き、紫陽花の下部は濃い色を足してやる。それだけで光のあたった紫陽花にみえる。

 イーゼルを使うようになって、椅子に座って描いていたときより、少し思いきりよく描けるようになった。立って描くため視点が上がるからだろうか。見下ろす感じになるから、景色をマウントする生意気な気分になるのかもしれない。特に今回はよく描けた。気分爽快。若いカップルが「長谷寺に行かなくてもよくね!」と言いながら公園内を歩いていた。その通りだと思う。

 スケッチ後は、国分寺の「とんき」でロースカツ定食を食べる。ここのとんかつは日本一だと僕は思う。





とんきのロースカツ定食