民放テレビ番組が面白くない。名前の少し売れた芸人やおバカキャラを売りにした若い男女がワイワイガヤガヤやっているだけのつまらない番組がほとんどになった。

 暇つぶしにそんな番組をたまたまみていたら、しうまい弁当(たぶん崎陽軒のものだろう)の「干しあんず」を食べるのは、血液型がBの人に多いという話題があった。そのスタジオ内にいるスタッフにも訊ねてみると、「干しあんず」を食べると挙手した人は、ことごとくB型ばかりだった。やらせには見えなかったので本当だろう。ということはA型、O型が多い日本人のほとんどは、しうまい弁当を買っても「干しあんず」を残して捨てていることを意味する。ではなぜ崎陽軒は「干しあんず」を入れつづけているんだろう。防腐効果とかあるんだろうか。

 干しアンズを調べたところ、身体を温める性質があり、毎日少しずつ食べると冷え性改善が期待できるとあった。植物繊維も豊富らしい。そこそこスーパーフードっぽい。

 ぼくは新横浜、小倉間の新幹線には数え切れないほど乗っている。そして新横浜で買う弁当の96%は崎陽軒のしうまい弁当だ。八王子のセレオには崎陽軒が入っているので、月に3回くらいは、わざわざしうまい弁当を夕食に買いに行っている。新幹線の中でも、家でも同じだけど、「干しあんず」は、まず弁当を食べ始める前に竹のふたに移し、大切にとっておいて、最後にじっくりと味合う。口の中が「干しあんず」でリセットされて、心からしうまい弁当さんご馳走様でしたとなる。もちろんぼくはB型だ。そして妻もB型。干しあんずを冗談でもつまみあげるものなら力一杯怒られる。

 小倉から乗る時は東筑軒の「かしわ弁当」と決めている。「干しあんず」は入っていない。こちらについてはいずれ!