何年か前、地域猫でミッキーという名前の三毛猫の女の子が居ました。


可愛らしい子で、私が通いだした時にはすでにサクラ猫になってました。

子供の二匹の男の子といつも一緒で一匹は気が小さく、もう一匹の子は陽気で人懐こい子でした。


三匹はとても仲が良くいつも一緒に居ました。


ある日、その日は終日雨で、何匹かの猫たちがお腹を空かせて出てきてました。

ミッキーたち、居ないなと思いながらスタスタ歩いてたのですが、ふと後ろを振り返ると。


たまに出遅れた猫が追いかけてきたりするんです。


その日も200メートル位先にミッキーのみ、ポツンと居ました。


ミッキー!

呼び掛けると走って駆け寄ってきます。



私も思わず走って、結局いつもの場所で会いました。

早速ご飯をあげたのですが、その頃はすでに大人猫になってた二匹の子に呼び掛け、植木の陰から出て来た二匹と一緒にご飯を爆食しました。

雨でもお腹は空くし、だから濡れながらでも必死に走ってくるし、子供たちにも食べさせないと!と、呼び鳴きし、生きる事に一生懸命な猫たちに、胸が熱くなる思いでした。

本当に、ご飯くらいしかあげられなくてごめんね。雨露しのげて空調の整った天敵のいない場所がいいよね😢