先日、息子が通っているリンペン大学受験科で、塾の授業について、
大学受験について等お話を聞いてきました。
保護者向けの説明会もあったんですが都合が悪くて出席出来なかった
ので、塾に相談してみたところ別途個別面談も出来ますよ、との事だったので
行ってきました。
クラスはレベル別で４つ。
下から順に大学進学クラス（ニッコマを目指す）、難関国私立クラス
（MA〇CHを目指す）、最難関国私立クラス（ソーケーを目指す）、
東大クラス（その名の通り東大目指す）。
最難関と東大クラスは校舎が限定されているそうです。
科目によってレベルを変える事も可能。模試の結果によってクラスの変動アリ。
大半の生徒が英数の２科目を受講しているそう。
絶対に私大文系と決めているなら英語だけでもいいけれど、少しでも
国立大目指す可能性があるのなら数学も必須ですと言われました。
授業の内容は大学受験に特化している。基本的に学校の定期テストの
対策はしない。（高校受験のE〇Cみたいだな…）
一応、今の所ですが本人は一般受験で国立大学を目指したいと
言ってます…と先生にお話したところ、先生の目が一瞬鋭く光った
そして…眼光鋭いまま一言目に言われたのが…
「今の大学受験、めちゃめちゃ大変ですよ」と
２０年前、３０年前より明らかに子供の数は減っているけれど、
それは下が入りやすくなっただけ。上位は結局人気だし、その上位の
戦いはむしろ昔より厳しくなっている。
理由は色々ありますが、やはり入試形態が多様化しているのも
大きいようです。特に昔に比べて推薦入試の割合が本当に増えてますね…。
総合型選抜や指定校、内部進学など、何かしらの推薦を利用して入学する
人がとにかく昔より増えている。その分、一般入試の枠はどんどん
少なくなっている。その少ない枠を大勢で取り合う。
その一般入試でも、共テ利用とか３科目受験とか４科目受験とか、
一つの学科で何通りも入試方法があり、それは学校によって違うし毎年
変わる可能性もあるしとにかく複雑！
きちんと戦略立てないとたとえ成績足りてても普通に落ちます、と
言われました
分かりやすい例を挙げると、私文トップのW大政経。一般入試の募集人数は
３００人で、出願人数は何と約２６００人！
倍率約８倍です…
因みに今は昔と違い、記念受験をする人はほぼいないそうです。
本気で狙っている人、合格の可能性がかなり高い人だけでこの倍率
MA〇CHならそこまでじゃないでしょ、と思われがちですが全然そんな
事はなく、むしろ人気の大学、学部だと１０倍以上は当たり前
「言うてMA〇CHなら何とかなるんじゃ？」と多くの受験生がそう
思いがちだからこそのこの倍率なんでしょうが、現実では全然何とか
なんてなりません
どこぞの学歴厨YouTuberの言う事鵜呑みにして「MA〇CHなんて片目
つぶって解いても受かるっしょ」なんて思ってたらとんでもない目に
あいます
もちろん、塾なんて煽ってなんぼみたいな所もあるでしょうけど
でも、ごくごく一部の超優秀層でない限りはやっぱり厳しい戦い
にはなるんだろうな…と感じました。
大学受験の偏差値は、高校受験の偏差値マイナス１０で考えて
ください、とも言われました。
簡単に言うと、例えばですがW大の偏差値は学部にもよりますが
大体６５から７０。これで高校受験の偏差値よりマイナス１０です。
偏差値７５の高校に行ってても、W大に確実に合格出来るという訳
ではないんです…と
しかも、高校受験の時って勉強すればそれなりに中３でも偏差値は
上がっていきましたが、大学受験では高３ではほぼ偏差値は
上がりません、とも言われましたまあ、高３なんて皆勉強するし、
さらにそこに浪人生も加わる訳ですからね…上がるどころか下がる事も
普通にありますね
なので高１から勉強は継続していく事が大事です…と、何となく
５月以降の通塾を迷っている感じの私の様子を鋭く見抜いた先生に
うまく丸め込まれた感でいっぱい
だけどとっても参考になりました。そして一層気持ちが引き締まりました。
塾での息子の様子についても聞いてみましたが、質問もよくしてくれるし、
授業にもちゃんとついてきてくれてますよ～、との事
ただ、まだ入学したばかりだし授業の内容もそこまで深い事はやってない
みたいですが。
夏休み頃から生徒間で少しずつ差が出てきます、と言われました
費用ですが、やっぱり大手予備校よりはお安いですね
…って、こうやって気付くとリンペンの術中にはまっている
大学受験では別の塾にするとか色々比較検討するとか言ってたのに
何だかんだ、息子は楽しく通っているので…このまま５月以降も
継続していくんだろうなぁ…