ここしばらく。。

ずっと。。描いておりました。。

雅楽の楽器。。

「笙」のカスタマイズの絵が。。

やっと。。完成しました。。真顔







なかなか。。

大変な作業の連続でした。。

気の遠くなる作業の連続。。というか。。チーンチーンチーン


画像は。。

鳳凰の。。「凰おう」。。

雌の鳥を。。中心となるモチーフとしました。。

両側には。。

桐の紋様を。。施しました。。

「鳳凰桐紋図 ほうおうきりもんず」。。

と。。名付けました。。


鳳凰桐紋図



 

鳳凰は。。


「聖天子の出現を待って。。この世に現れる。。」


といわれる瑞獣(瑞鳥)のひとつと云われています。


また、鳳凰は、羽のある生物の王である。。


ともされています。

 


霊泉「醴泉(れいせん)甘い泉の水」だけを飲み


60年~120年に一度だけ、実を結ぶと云われる


竹の実のみを食物として


桐の木のみにしか住まない。。


「鳳ほう()」と「凰おう()」は


明け方に違う声で鳴く。


と云われています。

 


この「凰おう」は


紀元前2世紀頃、前漢の時代


中国最古の類語辞典「爾雅(じが)17 


に記載されていた


頭は、鶏。 頷は、燕。 


頸は、蛇。 背は、亀。 尾は、魚。


色は、黒・白・赤・青・黄の五色。。


高さは六尺程。


この鳳凰の姿を、想像して描いたものです。




 

「凰」の両側には、桐の紋様をあしらいました。


桐の木には、鳳凰が住むと云われています。。


 古くより。。


桐は。。皇室に縁のある者にだけ許される


高貴な紋様でした。









 

竹の根元の漆塗りの部分には


「雲」の紋様を描きました。


縁起の良い 「瑞雲(ずいうん) です。。


 

「瑞雲(ずいうん) のたなびく元。。


桐の木の枝に


鳳凰の 「凰(おう) 


とまっている。。

 

この 鳳凰桐紋図  


「瑞祥(ずいしょう) です。


「瑞祥(ずいしょう)


めでたいことの兆しとなる印。。


吉兆を絵として。。表現してみたものです。