アコースティックを背負い、君と荒野のガンマン。
僕達は去年の5月に初めてスタジオに入り、
レコーディングをした。
とにかく感覚を研ぎ澄まし、アイデアを持ち込み、
悩んで悩んで、
一つの音楽を作り上げた。
その作業は金銭的にも荒行であったが、
僕には死んだように生きる意味も見出せなかったので、
カネなんか別にいいやと。
去年は録音の年、
今年はライブの年にしようと決めた。
今、僕達にはアルバムの音を再現するための、
バンドメンバーがいない。
こういう時は、ごまかしちゃイカン。
録音という作品上での戦いには自信がある。
最近までライブには興味が無かった。
今は怒ってる。
ライブに対して? 自分に対して? 適当な耳の奴等に?
いや、そんなんどうでもええ。
全部ひっくるめて自分をドーンとステージに押し出してしまいたい。
お前音源は聴いたぞ~、えへへ
で、ここで何が出来るねん? え? お前ひとりでよ。
そんな音楽の試練に、
ぶつかり稽古を一年中挑んでゆく。
僕等の音に共鳴してくれるメンバーが集まった時、
今の二人が、
知恵しぼりながらやっている事こそが、
本当のロック音楽になるんだ。
