本格的な冬を迎える前のこの時期、家人は庭の冬囲いに集中することになり、夕食作りどころではなくなることは織り込み済み。お互いの趣味には手も口も出さないのがストレスなく過ごすために必要なこと。に気付いたのは50歳近くになってから。なので、ある日突然、庭にパーゴラやメダカ用の小さな人工池ができたのを目にした時も完全スルー(笑)


ということで、11月は会社帰りにデパ地下で夕食を買って帰る機会が増える時期でもあったりして、こんな時は、家人の夕食と一緒にちょっと贅沢に和食の老舗店のおつまみセットを買って帰っても許されたりして(笑)


それにしても、この時期に10cm以上の雪が降り積もるのもどうなんだろう…。

というどうでもいい話は横に置いといて、今週もぼちぼち始めることにしましょうか。




今年に入って、いつものレコード&ロック雑貨ショップでガレージロックのレコードを勧められるままに買い求めることが多くなっている。


コーレッツ、カーザイス、ニートビーツ、ミルクシェイクスと続け様にガレージロックのCD、レコードを勧められるままに買ったものの、聴き出した時のインパクトに惹かれつつも、頻繁に聴き続けるまでには至っていない。




そんな時に届いたモッズの新作DVD。発売日前日にオンラインショップで遅すぎの予約をしたら、届くまでに10日以上もかかる落とし穴。

バンド結成以来初めてツアーをキャンセルすることになった2014年から昨年2024年までの森山達也、メンバーの葛藤を丁寧に追い続けたものに、復活と休養を繰り返すその時々のツアーライブの模様を織り交ぜたドキュメンタリータッチの作品はトータル180分を越す力作で、タイトルは「REAL」。



やはり彼らが紡ぎ出す音がしっくりくる。


16歳の一番多感な時期に出会ってしまったアフターパンクに登場したモッズを始めとしたルースターズやARB、ロッカーズなんかのビートロックバンド。こんなのが一番この身に染み付いている。


めんたいビートのロックバンドは一通り聴いてきた気分になってはいたが、実のところ、そんなに聴き倒してきていないのは、気づかないふりをしていただけ。なんといっても今に至るまで、モダンドールズやフルノイズ、アップビート、アンジー、マーキーズ、ショットガン、シナロケetcの九州勢のロックバンド、同時期に発生した日本のロックバンド群の作品を隈なく聴いてきたかと問われれば「NO」なのだから。

ということで、今まで手を出してこなかったガレージロックや海外のロックバンドのレコードをコレクションしていくのもいいのだが、ここはやっぱり原点回帰ってってことではないのだけど、めんたい勢を筆頭とした80年代に台頭した日本のロックバンド群の作品にもっと触れてみてもいいのでは?と思い始めている今日この頃。まさしく、これが今の自分の気分で「REAL」。

来週からの週末ルーティンでは、その辺りもしっかり意識してお宝探しをしたいものである。

↓復活モッズの新作。これこそ彼らのREAL!


今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。