三連休初日は大荒れの天気。久しぶりの大雨の中、長女宅で一か月に一度のネールコーデをしてもらう家人の送り迎えの後はいつもの週末どおりレコードショップと昼飲みへと思っていたら、長女夫婦とススキノのショッピングモールにある回転寿司屋でランチすることに。まぁ、2,3皿なら昼飲みに影響なしと思ってたら、まさかの70組待ち!どうやらこの日から札幌ドームで開催されるミセスグリーンアップルのライブに全国から多くのファンが来道していて、その方々がこぞってススキノのど真ん中にある名が知れたこの回転寿司屋に押し寄せているらしい。
ってことで、天気もまだ荒れ模様だし、狸小路での昼飲みは明日に延期し、長い待ち時間を受け入れて、ゆっくりと回転寿司を楽しむことに。と言っても、結局は家に帰ってからの晩酌に影響がないように4皿程度に抑えたけど。
↓人生初の帆立の白子。タチの方がいいかも…。
というどうでもいい話は横に置いといて、今週もぼちぼち始めることにしましょうか。
小学生の頃は漫画家になることを夢見ていたくらいに漫画が好きだった。小学校の卒業文集に「将来は漫画家になりたい」なんて書いていたのだから嘘ではない。
それが中学生に上がるタイミングに合わせるかのようにロックに出会ってからは、そんな夢もどこへやら。それでも漫画自体は読み続けてはいたものの、それまでの野球モノからロック関連の漫画に趣向が変わっていったのは必然といえば必然。
途中、湘南爆走族やビー・バップ・ハイスクールなんかのヤンキー系の漫画に靡いたのは、校内暴力花盛り世代としては、これも必然。それでもTO-Yなんかををしっかり抑えていたのはロック好きとしての矜持だったのかな。
その後、ロックと距離を置くのに合わせるように漫画からも離れた時期があったが、何かのきっかけで、ロック小僧の成長と、それに合わせたバンドのサクセス?ストーリーを描いたBECKに出会ったのが、丁度子育てもひと段落を迎えた40代半ばの頃で、このバンドストーリーに触発されて、再び楽器熱が高まってベースをコレクションしだしたりしたのだった。フェンダーからBECKの主人公コユキのシグネチャーモデルのテレキャスターが発売された時は、ベース弾きにも関わらず買おうかどうか真剣に考えたくらいにBECKで描かれるバンドワールドにどっぷりとハマっていた自分、BECKが最終章を迎えたときの喪失感といったら…。
あれから15年以上が過ぎ、再びBECKの作者(ハロルド作石氏)が描くロックバンド作品に出会うことができるとは思いもよらなかった。
今回の作品はタイトルもズバリTHE BAND。
ストーリーの展開や登場するキャラクターが若干BECKに似てないこともないが…というのはご愛嬌なのだが、BECKの時と同様にこの漫画に触発されて楽器熱が高まったりするのが相変わらずで、このタイミングに合わせるかのように、何年か前にヘフナーのバイオリンベースを購入した自宅から3軒ほど隣りにある楽器屋のショーウィンドウにリッケンバッカータイプのベースが…。ホンモノだと20万円は軽く超えるのだが、その1/4以下の価格の値札。国内産でも最近では7〜10万円辺りが相場らしい高騰する中古楽器市場に反するような価格はバイオリンベース購入時と同様で、相変わらず良心的な楽器屋さん。
で、三連休最終日にやっちゃいました…。
懐かしのAria ProⅡの70年代モノと思われるサンバーストのリッケンバッカータイプのベースが我が手に。
スタックノブのJB
エレクトロリックベースの元祖OPB
ビートルズライクなヘフナーのバイオリンベース
この3台に続き、遂にリッケンタイプ。
これで大体のオールドタイプベースを制覇。ホントはもうちょい茶色がかったサンバースト色でドットポジションのがいいのだけど贅沢は言えない。というか、そんなのは手が届くシロモノではないのだ。バンドもやらず、家でたまにしか弾かないにも関わらず4台目のベースってだけでも贅沢というものだろう。
ちなみに、長女から体良く譲り受けらされた(預かっているだけ?)のジャズベもあるのですが。
久しぶりのハロルド作石のバンド作品に合わせてというのも何かのタイミングというか縁ということで、これから暫くの間は久しぶりのバンド熱にやられそうな気配です。
今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。










