今年は北国の札幌でも6月から30℃超えが連発。7月に入っても変わらずに猛暑が続いている。だからというわけではないが、昨日は週末ルーティンのレコード掘りの後に、開催したばかりの大通ビアガーデンへ。好みのサッポロビール会場は8丁目とちょっと遠いので、いつもの居酒屋に一番近いアサヒビール会場で済ますことに。と言っても雰囲気を味わうだけで、軽く一杯だけで飲んでさっさとお暇するのが毎年恒例。

それにしても大ジョッキ1,100円って去年より150円も値上がってるよ・・・。来年からは中ジョッキで済ませましょうか。



サクッと飲んだらすぐに近くの居酒屋へ。って、いつもはほぼ満席のカウンターがガラガラ。恐るべしビアガーデン効果。


この日は土用の丑の日ってことで本日のおススメにあった鰻の蒲焼と冷酒を頼み、日ハム戦の中継を観ながら暫しまったり。

呑み前のブックオフでは、100円ワゴンでまぁまぁなコンディションのLPレコードもゲットできたし、こんな週末の時間があるからこそ、なんとか平日の仕事を乗り切れるというもの。というどうでもいい話は横に置いといて、今週もぼちぼち始めることにしましょうか。



ここ最近、というかもう何年もの間、松任谷由実のライブを観てみたくて手頃な値段のDVDはないものかと探していたところ、ヤフオクで2,000円を切るやつを見つけて落札。

2006年に行われたTHE LAST WEDNESDAY TOUR2006のさいたまアリーナで開催されたライブとちょっと古いやつだけど、値段も値段だし、まっいいかと。パンクロックのライブとは対極の位置にあるであろうユーミンのライブ。絢爛豪華なショウタイムというものに少しだけ興味を惹かれて。


ヒット曲も多いし、日本を代表するほどのスーパースターだしで、その存在を知ってはいたものの自分の嗜好するロックとはかけ離れた彼女の作品をじっくりと聴くことがなかった若かりし頃ではあったが、20代前半、当時付き合っていた彼女(今の連れ)がドライブとなるとカーステにいつもセットしたのがユーミンの「DA・DI・DA」。その他にも様々なアルバムを聴かされた。嫌いじゃなかった。というか、どちらかというと好きだったかも。


ソーダ水の中を貨物船が通る


私を許さないで
憎んでも覚えてて


情景がふと浮かんでくるような、また、なんともいえない独特な感情を短いセンテンスで表現する、そんな歌詞世界に惹かれていた。そんな中でも一番は「やさしさに包まれたなら」。


小さい頃は神様がいて
不思議に夢を叶えてくれた
やさしい気持ちで目覚めた朝は
大人になっても奇跡は起こるよ
カーテンを開いて静かな木漏れ日の
やさしさに包まれたならきっと
目に映るすべてのことはメッセージ

最後の「目に映るすべてのことはメッセージ」。ここのところを曲を作った10代の頃に本当に理解していたのなら、どれだけ人として成熟していた十代の少女だったのか。


ユーミン、恐るべし。



さて、今回購入したDVD。

ジャケット写真から少しは想像できていたが、象が登場したり、水や火が吹き上がったりという彼女のステージを象徴するような大きな仕掛けはなかった。が、意外にバックバンドとの一体感が際立ったステージングに驚き。スタイリッシュとまでは言えないが、ソロアーティストのバックを務める方達にありがちな野暮ったさも全くなしで、いい意味で期待を裏切られた感じ。


ルージュの伝言、Hello,my friend、リフレインが叫んでる、埠頭を渡る風、守ってあげたい、DESTINY等、ユーミン界隈に不案内な自分でも知ってる曲が多かったのも◎。

それでも次はちょっと高くても絢爛豪華なライブパフォーマンスのDVDを買うことにしましょうか。どんなメッセージを画面の中から気付くことができるのか…。


さて、今日は参議院選挙。夕方になったら投票に行って、その後はまたゆっくりと家呑みすることにしましょう。自分は「地域のために!」とほざく候補者への投票は極力避けるようにしています。国会議員なら国家のことを第一に優先しろよ!と思うのです。


今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。