2024年も半分が過ぎ、気が付けばもう7月だ。
昔から自分の中で夏は7月と8月で、9月からは秋と決めている。ここ最近は6月も9月も30℃超えの日がちょくちょくあるが、6月と9月を夏と呼ぶことはしない。
まぁ、勝手な自分基準なので他人に強制はしないし、他人からどうこう言われようと知ったこっちゃない。
で、ロック界隈で夏といえばフェス。
ここ北海道の札幌近郊でもライジングサン(by 石狩市)とジョイン・アライブ(by 岩見沢市)が全国的にも有名だろう。
ライジングには2度参加したことがある。一度目は長女と二人で、二度目は長男とその彼女と。行き帰りの運転手代わりということだろうが、それでも誘ってもらえれば喜んで。
怒髪天を初めて観たのは確か長女と一緒の時。スカパラ、聖飢魔Ⅱ、斉藤和義、安全地帯、パフューム、奥田民生等々を観た覚えがあるが、自分的には、花田、池畑、下山のルースターズ組に市川を加えたロックン・ロールジプシーズをど真ん中の真ん前最前列で観れたのが何と言っても一番の思い出。と言っても、フェスの中では一番小さいテント内の会場。しかも客はまばら。
まぁ、超有名どころが一堂に会するフェス、しかも観客のほとんどが若者なのだから仕方のないことだろう。
そんなこんなで自分の好きなバンドがそんなに出演することがない夏フェス、しかもチケット代金はかなり高額となればなかなか足が向かうことはない。
以前、ジョインアライブに復活ロッカーズ、復活ルースターズが出演した時も、観たいのがそのひとバンドだけってことで参加を断念したのが今となってはちょっとだけ悔やまれるところ。
普段聴かないバンドの音に触れられるのもフェスの醍醐味なのだろうが、自分はそこまで楽しめるほうではないし、まぁまぁの遠方地、車で行くとなればフェスの愉しみのアルコールにも手が出せないし。
今年のライジングは1日目の怒髪天に2日目の泉谷しげる、ジョインは2日目のジュンスカくらいしか引っかかるものはなく、早々に参戦断念。
でもせっかくの夏だし、今月には還暦になっちゃうし、というわけではないが、7月と8月の2ヵ月でとりあず3本のライブチケットを購入。
まずは7月12日(金)Zepp Sapporoでのパーソンズの40周年アニバーサリーライブ。
つい最近9年ぶりの新譜をリリースしたパーソンズ。
新譜のリリースがない期間もライブ活動はコンスタントに続けていたようだが、一時期かなり熱心にパーソンズのライブに通っていた自分もこの期間はすっかりご無沙汰していたので、多分10年ぶりくらいのパーソンズライブ。
チケット購入を決めたのもだいぶ後になってのことだったので、残っていたのは2階のA席のみ。自分が足蹴く通ってた頃は小規模なライブハウスだったのに、ここ札幌でもZeppでここまで集客できるほどに人気が復活してたのかと少し驚き。そういえば、インディーズな活動ながら9年前は武道館ライブも演っていたんだった。
新譜も相変わらずのパーソンズ節全開だったし、いいライブになる予感。ただ、Zeppの2階席はあんまり音がよくなかったような・・・。
続いて、7月28日(日)は我らがモッズのギタリスト苣木寛之のソロプロジェクトDUDE TONEのライブ。
会場はお初の札幌くう。どこにあるライブハウスか知らなかったのでたった今確認してみたら、自宅から歩いて15分くらいの場所で驚き。
もう10年以上活動を続けるDUDE TONEだが、ここ北海道でのライブは初めて。バンドスタイルではなくたった一人のアコースティック形式だが、普段はあまり経験することがないタイプだし、モリヤンの休養でしばらくモッズのライブからも遠ざかってるし、自分にとっては還暦を迎えて初回のライブになるしってことで、かなりのテンションでライブの日を待っている感じ。
最後は自分の中の夏の終わりの日の8月31日(土)に古市コータローwithウエノコウジ。場所はBAR STINGRAYと、こちらも初めて訪れる場所だが、ライブハウスSUSUKINO810と同じビルらしい。
つい先日、ソロアルバムのダンス・ダンス・ダンスをリリースしたばかりの古市コータロー。
コレクターズはかなり遅れてファンになったものの、コータロー氏のソロはあまり熱心に追いかけてはおらず、新譜もまだ手にしていない。
ただ、今年3月のコレクターズの札幌でのライブは東京行きと重なって泣く泣く断念したばかりだし、コータロー氏が特集されたロック雑誌DONUTも読んじゃったし、ベーシストのウエノコウジが一緒だし、実はコータロー氏も6月に還暦を迎えた同じ歳だし、なんてことで、ついついチケットを予約しようとしたら、まさかのメールで予約のやり取り。こんなのいつ以来だ?なんて思いながらメールを送ったら、翌日には予約完了の返信。今回のライブは全国12か所のツアーのひとつで、ソールドアウトになっている会場がいくつもあるようなのでチケット確保でひとまず安心。
ウエノコウジとのコラボがどんなものなのかの前情報は一切なしでちょっとドキドキのライブだが、それもまた良しということで真夏の最終日を愉しもう。
太陽の下広い会場でライブを堪能するのも真夏の醍醐味だろうが、やはり自分はライブハウスのあの独特の空間でライブを愉しむのが性に合ってるようだ。
いずれ、これらのライブレビューをこのブログで綴ることもあるかもしれないし、ないかもしれない。それも気分次第ってことで。
今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。