新年も明けて一週間。
2024年も相も変わらずいつもどおりでスタート。ということで、12月の日々の出来事を徒然なるままに。
お時間がある方はどうぞお付き合いください。


■12月某日
もう何年も前にローカル新聞の書評コーナーで紹介されていた谷村志穂の大沼ワルツをブックオフで見つけ購入。


故郷函館からすぐの大沼が舞台となっていて、山梨の三姉妹がこの大沼に住む三兄弟の元へ順に嫁いでいくという実話をもとにした昭和の物語。


家に帰り本を開くと作者のサイン。と一緒に一枚の紙が。この物語のモデルとなった三姉妹のうちの誰かがこの本の元の持ち主に送ったと思われるこの小説の紹介文。こんなのを綴じたままで売ってしまうのもどうかと思うが、こんな出会いも古書ならではか…と思わないでもないか。
とりあえず自分に宛てられたものとしてこの小説を読ませていただくことにしよう。



■12月某日
朝起きて窓を開けると、朝陽に当たり赤く染まる山が目に飛び込む。
この朝日に当たったこの山の姿が一番好きかも。


とりあえず外に出てパシャ。



■12月某日
会社帰りの地下鉄で、閉店してしまった近所の居酒屋の常連さん(70代)とバッタリ。


ひとまわり以上歳の離れたこの方はなぜか自分を気に入ってくれていて、カウンターで一緒になるといつも喜んで話しかけてくれて、なかなか帰してくれなかった。この日の偶然にもかなり喜んでくれて、地下鉄を降りて一緒にお初の居酒屋で一杯。


こんな偶然と時間は嫌いではない。というか、こんなのがいい。


■12月某日
今期初の忘年会。
もう20年近く前の上司と、その上司の若き頃の同僚(独身寮仲間)の函館●●課メンバー。
実はこのメンバー、その若い頃に自分の父親と一緒に仕事をしていたという。
そんな縁があって元上司が10年ほど前から、このメンバーの飲み会があるとちょくちょく誘ってくれるようになったのだ。


自分以外は全員60代。いつまでこのメンバーで集まれるかはわからぬが、せっかくいただいた縁は大切にしておこう。

会は、メンバーの方の妹さんが営む小料理屋さんで。すべて美味し。




■12月某日
この冬初のせんべろメーカーを使っての一人鍋。
寒くて雪が深々と降り積もる冬は決して好きではないのだが、この時間だけは格別。





■12月某日
いつもより遅めとなったが本格的な冬到来。

異常だった酷暑に続き遅めの冬。


大丈夫か地球?


■12月某日
長女からクリスマスプレゼント。

スカルなスコッチウイスキーとは、さすが我が娘。とりあえず年越しの愉しみに。



■12月某日

年末始休に入りちょっとした大掃除(と言ってもいつもの掃除に風呂のカビ取りと電灯拭きを追加しただけ)の後、昼食に早めの年越しそばを。

昼食の後は、録り溜めた「呑み鉄本線日本旅」を何本か。


別に鉄道好きってわけではないが、番組中の鉄道と酒、そしてゆったりと流れる時間がなんか心地いい。そういえば昔、祖父母の営む和菓子店裏手にある函館駅近くの線路踏切で、ひっきりなしに通る列車やディーゼルの貨物車を眺めてるのが好きだったっけ。



■12月某日(31日)
大晦日。2023年もこの日が最後。
そんな日にモッズのファンクラブ会報が届く。

2024年こそは、森山達也の快復と復活、そして待望のライブを望まずにいられない。


ここ北海道の大晦日は、紅白を観ながらおせちやご馳走を食べてゆっくり過ごすのが定番。今年は長女夫婦が一緒ということで大奮発のタラバガニを用意してたら、長女夫婦が豪華な刺身(一部は旦那が釣ったもの)を持参。

例年にないほどテーブルの上が豪華!

紅白でのクイーンには「??」だったが、この先の年越しはこんな感じで少し賑やかになるのだろう。


いい一年の締めくくりができると、なんとなくその一年がよかったと思えるのだから不思議といえば不思議。

終わり良ければすべて良し。

言い習わしとはよくできたものである。

日々の暮らしは全然ロックじゃないけど、こんな風にいろんな人に囲まれていい時間を過ごすことができたのなら、それもOKかな。


2024年、すべての人が幸せでありますように。


今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。