転んだ。
信号が青に変わって、前に一歩出た途端。
瞬間、何が起きたのか理解できずにいたが、脳天に衝撃。で、目に入ったのはアスファルトの路面、車道だ。一瞬、メガネのレンズが外れたと思ったが、単にメガネがすっ飛んだだけだった。
急ぎ立ち上がり足元を見て、そこに張られたチェーンに躓いたことを理解した。
↓後日、改めて現場検証
口の中がなんか変だと思って唾を吐いたら真っ赤だ。
周りを気にしつつ、とりあえず、家人に頼まれた買い物で寄る予定だったスーパーマーケットのトイレに駆け込み鏡を見る。
左前歯隣の歯が半分ほどないが折れてはいないようだ。じゃあなんで?と、よくよく見ると半分から上が歯茎にめり込んだようだ。加えて、下唇の内側に歯が刺さったらしく、深い傷、というか穴?。これが血の出どころか。
ジャケットにもバッグにも血しぶきの跡、跡、跡。あちゃーと思いながら、とりあえず痛みはそうでもないしと、バッグを裏返して抱え、買い物だけは済ませ、20分ほど歩いて帰宅。
「そんな状況でよく買い物して来たわねー」なんて言われながら、ジャケット、バッグ、パーカーに付いた血沁みを洗剤と歯ブラシで落とし、洗濯機の中へ。なんとか綺麗に落とせそうだ。
痛みもないし、とりあえずは刺身で晩酌でもと思って定位置につき、缶のハイボールを開けるもなんか調子が出ない。なんだか寒気も。今朝は初雪だったしそろそろストーブ出さなきゃな―なんて思いながら、ハイボールを半分以上残して焼酎お湯割りに切り替えるも、やはりなんか変。これは早めに寝た方がいいと思って立ち上がろうとしたら、なかなか立てない。あれ、なんか胸が痛い。
↓痛みの種類は違いますが…
なんとか立って、食べかけ、呑みかけのモノを台所まで持って行き、「なんか変だわ」と家人に伝えると湿布を渡されるがそれを貼る気力もない。ベッドに潜り込んで横になろうとするが、痛みでなかなか横になれない。ようやく横になったら、今度は寒気でガタガタ。血圧が一気に下がりでもしたか?と思いながら、寝返りもできない状態で、鉛のような夜を過ごしたって感じ。
↓こっちも意味が違いますが…
翌朝起きても胸の痛みは変わらず。というか痛みは増して起き上がれない。念のため休日当番の外科を探して受診。
医師からは「とりあえず骨には異常がなさそうだし、きつめの打撲でしょう。でも肺に近いところはよく見えてないので一週間しても痛みがとれなかったら骨折の可能性もあるからまた来てね」と一週間分の痛み止めと湿布を渡されて終わり。
歯の方は、こんな時に限ってかかりつけ医が研修で不在のため、転倒から4日後にようやく受診。
大きなペンチ?で半分歯茎に埋まった歯を引っ張るも、日にちが経ち固まってしまったようで引き戻せず…。レントゲンを見ると歯が上に上がって骨に達したようだが、まぁ大丈夫だろうと。
腕利きの医者がそう言うのだから信じよう。
一週間が経ち、歯の違和感はだいぶ落ち着いてきたが、息をしただけ胸が痛むのがまだ続いている。
ってことで、ルーチン化してるロックショップ通いも、居酒屋での昼飲みも控え、おとなしく部屋で読書な時間を過ごしている週末でした。
みなさんもくれぐれも足元には注意ってことで。
↓最後も意味は違いますが足元注意な曲を
今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
来週はロックな話題を。