昨日は長女の結婚式。


9時45分開始ということで、朝の7時半には会場の神宮に向かう。と言っても歩いて行ける距離、着付けやなんやと準備があるので車で向かうも、5分弱で到着。

長女と家人が着付けをしている間に本宮へ向かい、日頃のお礼と滞りなく式が終えられるよう祈願する。

北海道内でも最大級のパワースポットらしいこの神宮で厳かに進んでいく式は、雅楽の調べ、巫女の舞等々も相まって、日本人であることを誇りにさえ思えるもの。教会での式を選んだ自分たちと違い神宮での式を選んだ娘夫婦はさすが。




厳かな式からは一転、ススキノのダイナー?レストラン?での披露パーティーは、我々世代の職場の仲間中心の数百単位の大人数で絢爛豪華な、ホテルに全てお任せな披露宴とは真逆、親族(と言っても我が家側は自分、連れ合い、長男の3人だけ…)以外はすべて娘夫婦の友人たちで、二人が企画した手作り感満載の笑いが絶えないアットホームなものだった。自分のときは嫌いな上司がいたので、あえて職場の人間を呼ばず親族だけの当時としては異例の小規模なもので済ませちゃって、職場ではひんしゅくの嵐でしたが(笑)


長女からは、あくまでも出席する友人たちに楽しんでもらうためのパーティーで、花束贈呈や両家代表の挨拶等々両親が登場するシーンはないと告げられており、とりあえずは飲んで食べてさえしてればいいかと安心しきっていたが…






開始早々、新婦入場で司会の方から「お父様こちらへ」などと呼ばれ、「??」と思いながら席を立つと、入場のエスコートだと!「聞いてないよ」とぼやきながら、長女には「背筋伸ばして!」、「ちゃんと前を見て!」と叱られながら逆にエスコートされてしまうダメな父親となってしまいました。


会場横のブースには娘夫婦の思い出の品の数々がが展示。会食中の誰もいない時を見計らって覗いてみると、自分も忘れていた思い出があって、少しだけうるっ。

パーティの最後には、新郎側の両親とともにまた呼ばれ、またまたのサプライズにまた涙。


二人が退場した後にスクリーンに流される出席者それぞれへのメッセージに両親へのものもあって、三たびの涙。

全然聞いてないよ―の連続。


昔、さだまさしの歌で親父の一番長い日なんてのがあったが、いやいやあっという間の一日でした。

すっかり前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなで、今回は結婚にまつわるロックなナンバーを。
そもそも自分の聴いてきたロックに結婚を題材にしたものなんてほとんどないのですが。


■涙のウェディング・デイ/クールス

クールスのデビュー・アルバム「クールスの世界~黒のロックン・ロール~」3曲目に収録。


パンク・ロックやヘヴィなロックに比べると、この手のロックン・ロールやオールディーズなんかにはハッピーウェディングをテーマにしたナンバーは多いかも。


↓カバーですが



■いとこの結婚式/頭脳警察

頭脳警察セカンド収録。


CDでは「軍靴の響き」から繋がることになる、ある意味結婚式を皮肉っているともとれるこの曲を今日のこの日にセレクトしなくても・・・とも思わなんだが、結婚をテーマにした曲のコレクションが多くないので仕方なく(笑)



■二人のバラッド/ARB

ARBの5thアルバム「W」A面4曲目。


歌の中には結婚の文字は出てこないし、もしかすると結婚を歌ったモノではないかもしれないが、結婚の歌と言われたらまっ先に頭に浮かぶのがこの曲。

俺とお前は ジョンとヨーコさ
世界中がパンクしても 踊り続ける
これからは 二人で一人 R&R

ロックン・ロールな生活なんてそうそう簡単に続けられるものではないのが現実だけど、こんなシチュエーションに憧れるのも若さの特権。



■君のため/ザ・ブルー・ハーツ

ブルー・ハーツのデビューアルバム「THE BLUE HEARTS」ラスト前の一曲。


この曲も決して結婚をテーマにした曲ではないのだろうが、恥ずかしながら自分たちの披露宴の時に自分が歌った曲ということで・・・
我々の頃は披露宴でカラオケを、なんてパターンがままあったりして。それでも新郎が歌うなんてことはそうそうなかったのだろうが、そこは親族だけのこぢんまりとした披露宴ということで。

好きです 誰よりも 何よりも
大好きです ごめんなさい
神様よりも 好きです


間奏中に入るこのセリフだけは、どうにも恥ずかしくて省略してしまいましたが。



結婚を経験された方なら先刻承知のことかと思いますが、甘くて楽しい生活なんてそうそう長くは続かないもの。
さまざまな喜びを経験できたりもするけど、辛いことや腹立たしいことの方が多いといっていだろう。それでも長い時間をかけていけば、そんな辛いこと、腹立たしいことなんかの日々が今に繋がっていると思えてしまうもの。

娘夫婦も長い時間をかけていろんなことを経験して、それでも共に生きていければそれでいいんじゃないかな。
まぁ、お互いが嫌になったら別れてしまうのもそれはそれでありの人生だけどもね。

いすれにしても今日のところは、二人だけの、二人にだけにしかないバラッドを踊り続けることを願うことにしよう。



さて、3週に渡り告知させていただいている友人のパンクバンド「ベインビール」のライブがいよいよ今週、9月21日(木)に迫ってきた。場所は渋谷CYCLONE。お近くの方は是非!

ベインビールの出演は20時50分あたり!



SHIBUYA CYCLONE pre.

ベインビール / Moose / ESCAPE / The Vapes / 大正弱毒楼


OPEN 18:00 | START 18:30
ADV ¥2300 | DOOR ¥2600 (+1D)
[TICKET INFO] 各バンド予約


今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。