関係者の理解なしにはいかなる処分もしない。

数値的な根拠は信じるしかないのだろうが、この言葉の意図するところは何だったのか? 自分の読解力が足りないだけなのか。


関係者とは何を指していたのだろうか。


理解とは何をもって理解と判断されたのだろうか。


どうにも釈然としないモヤモヤだけが続いているのは自分だけなのか。そんな自分の追い付かない思いなど知る由もなく、どんどんと事は運ばれていく。それは仕方のないことなのか。

まぁ、それでも日々は続いていくわけで。


それにしても暑い。
ここ北海道も猛暑を通り越し、酷暑の終わりが見えてこない。


昨日も35℃を超える猛暑日となり暑気払いを言い訳に、娘夫婦を誘ってすすきのにある老舗の鰻屋でうな重をいただいたくことにした。

ここ2,3日、車を走らすとかなりの頻度で救急車に遭遇するのはこの暑さと関係しているのだろうか。今も窓の外から救急車のサイレンが聞こえてくる。


で、夏になると聞きたくなるバンドやアーティスト、アルバムがあるのは多分みなさんと一緒で。ただ、決してチュ●ブなんてバンドの曲が聴きたくなるわけもなく。

ということで、夏に聴きたくなものをいくつか。


■JOLLY JIVE/高中正義

夏といえばいの一番にコレクションから取り出すのがこの一枚。 


今でも彼の代表曲なのかどうかは知らないが、パイオニア・ステレオのCMソングで彼の名前をお茶の間に広めたBLUE LAGOONが収録されたアルバム。

ジャケットを見ただけでこれぞ夏の一枚!って感じでしょうか。


ただ、アルバム自体は1979年12月1日の真冬にリリース(されていたんですね・・・)。収録曲の中にパラレル・ターンなんてスキーをイメージできる曲があるのはそのせいなのか。

それでもアルバムを通して感じるることができるのはホット・サマーそのもの。
 
このアルバムの後、レーベルの1,800円限定企画KITTY FUSION BOUTIGUEシリーズの高中正義Ⅱも購入してよく聴いていたが、こちらはJOLLY JIVEほどに夏を感じなかったのはアルバム冒頭を飾るのがBRASILIAN SKIESというタイトルだったからなのか、あの頃よく聴いていたのが秋の夜長だったからなのか。

ロック小僧が今でも夏になるとJOLLY JIVEを取り出すのは、バイトばかりしていた夏休みの日々を思い出すからなのか、不思議なものである。



■ルースターズ・ア・ゴー・ゴー

夏とは程遠いバンドのイメージだが、この一枚だけ夏そのものを感じるのは、ワイプ・アウトやカラーに口紅なんかのカバー曲のイメージや、Sitting on the Fenceから想起される真夏の風景なんかからくるのはもちろんだけど、真夏の夕方のテレビ番組でA面5曲目のガール・フレンドを演奏する彼らを目にしたのが一番大きいのかも。

ブログを始めて間もない頃にこのアルバムを紹介しているので、気が向いた方はどうぞ。

夏のリゾート地を襲う悲劇が歌われ、夏と言っても暑さとは違った意味の夏を感じさせるC.M.Cなんて曲もルースターズにはありますね。



■GIVE THANKX/JIMMY CLIFF

夏といえばレゲエ、レゲエといえば夏というところなのだろうが、ことジミー・クリフに関してはあまり夏を感じないのは、ジミー・クリフを聴くきっかけになったのが、夜のロック・バーだったというのも影響しているのかは自分ながら定かではない。

そんな中にあって、このギブ・サンクスだけは先の高中正義のJOLLY JIVE同様ジャケット写真が夏そのものだからなのは確かなこと。

ボブ・マーリーと共にレゲエを世界に広めた功績の割にレゲエオンリーのファンからは若干敬遠されがちだというのは、彼の幅広い音楽性からくるのだろうが、そんな中にあってこのアルバムはレゲエ色が色濃く表れたアルバムとして認識されているらしい。

自分がこのアルバムに夏を感じるのはジャケット写真だけじゃなく、そんなこともあるからかもしれない。

今年75歳を迎えたジミーだが、昨年夏には久しぶりの新作をリリースしているが、配信限定ってところが少しだけ寂しいが、逆に、70歳を過ぎてなお、現在の音楽シーンに合わせた活動を続けているという考え方もできるかも。

2002年に発表されたBLACK MAGICにはあのジョー・ストラマーが参加している。


先日拝見したジュンスカイウォーカーズの森純太氏のインスタで、夏になるとPモデルの1stと2ndが聴きたくなると語っていた。どちらのアルバムもしっかりコレクションしている自分はそんなことを微塵も感じたことはないのだが、その辺りの思いが若かりし頃の体験に因るってところは一緒なのかも。



さて、2023年の夏はこの酷暑とともに、冒頭の出来事も自分の胸に刻み込まれることになるのか、10年後の自分に聞いてみたいところだが、その前にそれまで自分が生きていられるかどうかってところか。


今週も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。