モッズのツアーTHE MODS 40TH ANNIVERSARY LIVE ENCOREが昨日の大阪なんばHatchの公演を皮切りにいよいよスタートされた。
本ツアーは昨年コロナ禍の中で決行された40周年ツアーの続編で6箇所のみに限定された短い行程、昨年のツアーに続き残念ながらここ札幌はこのツアーに組まれていない。
ツアーのラスト公演は約1か月後の7月9日(土)日比谷野外大音楽堂。チケット抽選に何とか当選し今年の野音も参戦が確定したので一安心であるが、ツアーに札幌が含まれていないのはやはり残念ではある。
さて、このタイミングで昨年10月30に行われた野音公演「約束の夜」のライブDVDが届けられた。
この日の野音もいつも通り札幌から一人日比谷に向かったのだが、人数制限、マスク着用、声出し厳禁等多くの制限下で行われたこのライブは、いつものヒリヒリした感じとはまた違う意味で緊張感が漂う中で開幕を待つこととなった。
オープニングナンバーのBLUE RESISTANCEからいつもよりテンポが遅かったことは以前のブログでも触れたが
今回送られてきたファンクラブ会報で苣木教授がその理由を明らかにしている。
全国から多くのファンが集う野音でだからこそ聞き応えがあるTRUST ME、野音公演直前にリリースされたシングルREADY TO ROCK、サイリュウムの青い光に包まれた中で演奏されたライブ初披露のスケッチソング等々聴きどころ、見どころ満載のこのDVDだが、なんといってもライブのフィナーレに今回ばかりは苣木教授の言葉通りに「静かに」聴くことになったTWO PUNKSは、この年、この日だからこそ聞くことができた格別の一曲である。
伝説の雨の野音以降いつもオーディエンスの大合唱となるこの曲、演奏前に森山も「30年振りにきれいに歌う曲をやります」と語ったとおり、図らずも彼らだけで奏でられるこの曲を聴きくことになるとは以前なら誰も予想できなかったことだろう。
そんな貴重な場面を見ることができるこのDVD、機会があれば、いや是非機会を作って見てほしい。
収録曲(当日の全演奏曲)は以下の20曲。
特典映像も何もなくただただライブにだけ集中できる103分間だ。
BLUE RESISTANCE
FRIEND OR FOE
TIME
TRUST ME
BACK TO ALLEY
ROCKIN’ CABARET BLUES
YOUNG GUNS
READY TO ROCK
GUNSLINER ROCK
FAKER BUT SHAKER
GOOS FELLOWS
BLACK BLITZ BOY
EXCUSE ME,Mr.FUCK
TOMORROW NEVER COMES
スケッチソング
LET’S GO GARAGE
NAPALM ROCK
LOOSE GAME
他に何が
TWO PUNKS
約1か月後に行われる今年の野音公演は、いつもとは少し違う環境で迎えることになる。
一つは第三次世界大戦にも発展しそうな世界情勢の中で行われること。
このかなり危険な時代を迎えることになった2022年の初夏、モッズはどんなメッセージ(曲)を我々に向け放ってくるのか。モッズのライブだからこそ、そんな思いも持ちつつ7月9日を迎えることになるのだろう。
そしてもう一つは、今回は40年以上も続く古くからの友人と一緒に観戦すること。
もう何十年もライブには一人で向かうことが普通となっていたが、1人じゃなく仲間とライブ観戦できるなんてまるで高校時代に戻った気分のようだ。
こんな時だからこそ日比谷の空の下でTRUST MEを聴いてみたい。
信じる事も 難しい時代サ
手を組もう俺と 勇気をもて
Trust Me 仲間は売らない
Trust Me 神に誓うぜ Trust Trust Me
その友人である元THE TRAVISのボーカルSHIMZ(現まふゆ)の現在のバンドであるベインビールの久しぶりのライブが決定した。
野音ライブから約2か月後の9月4日新宿LIVE FREAKで。詳細は追って。新生ベインビールが放つ2022年型のリアルなパンクロックが楽しみで仕方ない。
ということで、まだまだオイラの約束の夜は続きそうなのである。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました♫次回また♫♫♫