ブログを始めて約2年半、必ず毎週末に更新することを自分に課してきた。
今週も土曜にいろいろ用事を済ませ、今日のこの日曜にゆっくり家で過ごしながら更新しようなんて思っていたら、突然長女からデイキャンプへのお誘い。それも札幌から少し離れた支笏湖でという。我が家で暫くの間同居することになった義母のことを楽しませようとのことだろうから断るわけにもいかず、片道80Km弱のプチ旅に出かけることにしたのはいいのだが、そうなるとブログ更新が・・・てなるわけだが、せっかく2年半続けてきてここで途切らすわけにはいかないということで、デイキャンプから帰ってきた夜半にこうして必死で更新しているところ。
今日のこのデイキャンプの顛末をブログにしちゃえば早いのだが、前回のブログの最後に「次回はまたロックな話題に戻って」なんて書いちゃったものだからそうしないわけにはいかず。って、そこまでしっかり読んでいただいている方がいらっしゃるわけがないのだろうが、この辺は譲れない自分の性格が悲しいところ。
ということで、今回はここ最近のロック関係の嬉しい出会いを2つほど。
5月初旬のある日コレクターズのオフィシャルサイトを覗きに行くとコレクターズを特集した雑誌が発売されるニュースが。
DONUTという雑誌の12号らしいのだが、この雑誌、今まで一度も目にした記憶がない。ニュースを最後まで読んでみると「DONUTは一般書店では販売しません。DONUTのECサイト、Amazon、ディスクユニオンの・・・」とある。なるほど、これじゃ目にしたことがないはずだ。掲載されている表紙のセンスが抜群だし迷わず購入しようということでECサイトで早速予約すると記載されていた発売日より1週間以上も早い5月21日には自宅に届けられていた。
This is The Modsと題された特集のほとんどがコレクターズのメンバーが登場する充実っぷり。
リーダー加藤ひさしが選ぶThis is The Modsな10枚のアルバム(このうち2枚しか自分のコレクションにはなかったが・・・)や古市コータローが語るソロアルバムのヒストリーは言うことなしの内容だが、ベーシスト山森が紹介するマニアックな邦楽ロックアルバム10枚、ドラマー古沢が語るこだわりのヴィンテージドラムがなんとも垂涎の内容で泣かせる。
3月に開催された武道館公演のフォトドキュメントもカラー満載。これで1,320円なら決して高くはない。
そしてその内容もさることながら、もっと泣かせるのが編集長手書きの手紙(コピーですが)が封入されていること、そしてこの雑誌が広告一切なしで制作されているというところ。
以前発売されていたパンク雑誌のDOLLのように広告自体が愉しみな雑誌も稀にあるが、広告が一切ないという雑誌、これはこれで読み応えがあるし何よりも広告に頼らない雑誌作りの苦労を思うと1ページ1ページがなんとも愛おしく思えるのだ。
通販先着限定で表紙と同じポストカードが特典として封入されているのも制作側の心遣いが伝わり、ついついフレームを買ってきて飾ってしまいました(笑)
ロックンロールの物語をレコードするメディアDONUT、久しぶりにいい雑誌に出会いました。
話は変わり昨日の土曜、朝からインスタをチェックしていたらモッズの40周年記念シルバーブレスレット販売のニュース。そんなので偶然にもひっかかったのか、ロックなアクセサリーを扱うMAMIGONという名のショップを発見。なんと札幌市内のショップでCDやレコードも販売しているらしい。丁度この日は歯医者の受診でそのショップ界隈に出かけることもあり、せっかくの機会なので早速寄ってみることにした。
街中というもののビルを見つけるまで街区を一周。見つけたビルに入りショップのある階でエレベーターを降りるとなにやら昭和な匂いの廊下。
そういえば東京にもこんな雰囲気のところにレコードショップがあったなと思いながら歩を進めるとほどなく店舗前、ドアは開け放たれている。
入って目の前は洋服やアクセサリーなどの雑貨が並び、その右側奥にはレコードやCDがいい雰囲気で待ち構えている。
「ちょっと覗かせてもらいます」と一声かけ、早速レコード・CDコーナーへ。先客は誰もいなくゆったりした気分でひとつひとつチェック。
そんなに多くはないがパンクを中心に国内外問わずワクワクする品揃えだ。
最近あまり目にすることがなかった懐かしのゾルゲとバウワウの格安シングルレコードを発見。
この2枚を手に取り雑貨コーナーへ進みチョロチョロしていると、何やら作業中(あとからビル前に出す案内ボードを作成していたところと聞きました)のオーナーと思われる女性から「何かお探しですか?」と声をかけられ、思わず「指輪っぽいのを」と告げると色々案内してくれるが決して押しつけがましくなく、逆に色々紹介されるのが楽しいくらい。
ホントのところは買う予定もなかったが、せっかくなので格安のスカルリングを一つ購入することに。結果、いい買い物でしたが。
そのほかにもシャツ類をいろいろ見させていただいたが、それらは次の機会にさせてもらい会計を済ませると、なんとエレベーター前までわざわざ連れ添っていただきお見送りまで。
この手のロックな雑貨を扱うショップはどちらかというと苦手な部類でなかなか入店することはなかったが、こんなに感じがよいお店ならまた寄ってもいいかも、というか是非また寄りたいと思わせる不思議な魅力のお店、そしてオーナーさん(MAMIGONさんでいいのかな?)でした。
次はレコードコーナーで気になった博多を代表するドラマー浦田賢一が結成したショットガンのLPを目当てにまたすぐ寄らせてもらいます。
とてもいい出会いに感謝な休日の午後。気分がよいのでいつもの近所の居酒屋にも寄って一杯(いや何杯も)やってからの帰宅とりました。
さてさて今週はなんとかギリギリのところで更新でき一安心な夜でした。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。また次回!