昨日は近所のブックオフが1,000円以下商品の半額セールってことで、目星をつけてたデヴィッド・ボウイとニュー・ロティカのCDを救出に。

行ってみたら550円以下のレコードも半額ってことがわかり俄然力が入った。レコードとなると当然古い時代のモノでCD化された後も聴いてこなかったモノに偏るので、普段の嗜好とは真逆のモノが多くなる。


で、今回はオリビア・ニュートン・ジョンとJ・Dサウザーなんかを。パンクとは対角線の向こう側でなかなか手を出していなかったモノ。

この歳になるとパンクや激しいロックに固執することなく、こんな穏やかな音楽もすんなりと受け入れることができるようになっているのが少しだけ嬉しくもあり。



それら以外もあれやこれやと...(笑)


家に帰り早速レコードに針を落とし聞いてみる。針を落とした瞬間に入る「チリチリ」という音も心地いい。
あの頃の音楽はCDよりレコードで聴いた方が音が心地よく耳に入ってくるように感じるのは単なる思い込みだけか。


音といえば、自分が音楽を聞くときはCDラジカセとワイヤレススピーカーを使い分けている。どちらも格安だけど今どきのBluetooth機能付き。


CDラジカセは展示品処分で10,000円もしなかったやつで、

ワイヤレススピーカーもBOSEとかSONYとかのやつではなくANKERの4,000円くらいのモノ。


レコードはCDラジカセのAUX入力端子にプレーヤーのコードを接続して聴いている。



iPhoneにぶち込んでいる音楽はBluetoothでワイヤレススピーカーに飛ばして、テレビもこのワイヤレススピーカーのAUX入力端子に接続しているのでライブDVDを観る時は必然的にこちらになる。


音の良し悪しがわかるほどのマニアではないので、音楽好きの割にはこんな格安セットで充分と感じていた。


その昔就職して一人暮らしが始まり思いっきり音量を上げてロックを聴けるようになった時は、200,000円近くのローンを組んで買ったAKAIというメーカーのアンプ、カセットデッキ、レコードプレーヤー、スピーカーの単品のモノを組み合わせたやつを使っていてこれにSONY製のテレビとビデオデッキも接続していた。

そいつと比べても、今の格安セットの音はそんなに変わってないんじゃないか、なんなら今の方がいい音してない?なんて思えるくらいだった。


だが、ここにきて実はもう少しいい音で聴いてみたいという欲求が湧いてきている。


CDラジカセとワイヤレススピーカーのBluetoothを聴き比べてみたらワイヤレススピーカーの方が音に深みがあるように感じ、CDやレコードをラジカセに繋ぐとワイヤレススピーカーで聴くよりダイナミックに聴こえてくるように感じたのがきっかけで、もしかして、もう少しちゃんとしたステレオを使ったらもっと音を愉しめる?と。


そんなことがあって仕事帰りに家電量販店に寄って店頭品のシステムコンポの音を少しだけ聴き比べてみた。ウッドコーンスピーカーのものが気になった。

「日本酒を含浸させて木の柔軟性を引き出す」という発想から変形しやすく割れやすい木を振動板に加工するための解決の糸口を掴み20余年をかけて実用化したものらしい。
激しいロックにこのウッドコーンが合うのかは甚だ疑問ではあるが開発に至った発想の斬新さがそんな疑問をかき消してしまう。


あの頃みたいに200,000円近くも注ぎ込むことはできないが

その1/4くらいのコンパクトな一体型のやつならお酒を少しだけ控えてコツコツコと貯めていけばなんとかなるかも。

夢とまではいかないが、こいつを手に入れて、日本酒を自分の体に含浸させながら音楽を愉しむことが当面の目標(愉しみ?)になりつつある春の日なのである。


キッス仕様の日本酒は昨晩解禁してしまったので、その時用の日本酒🍶も探さなきゃな。


本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。